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人生とは年輪と人は言う
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□◆□◆ブラッディー講座 特別編□◆□◆

F-1Grand Prix2008 Pre View

1、レギュレーション
今年はエンジン関係に大きなレギュレーション変更があった。
昨年から開始されたエンジン開発停止に続き、エンジンコントロールECUがFIA供給のワンメイク化される。これによって各チームともエンジン面では大きなアドバンテージを得るのはほとんど不可能になってしまった。メカ好きな「ブラッディー」としては大変残念!モータースポーツの最高峰F1で技術競争できないのはいかがなものか?と思うが・・・。
また、今年はトラクションコントロールも廃止される。よってドライバーは、いわゆる「ベタ踏み」が出来なくなり、より繊細なアクセルワークが要求される。昨年末のヘレステストで、引退したミハエル・シューマッハが2日間に渡りトップタイムをマークして注目されたが、要はトラクションコントロール無しのドライビングに関して、かつての経験が一日の長となったわけである。
また、ギアボックスは4レースの継続使用が義務付けられた。これによって駆動系統の信頼性が非常に重要になってきた。
ブリジストンのワンメイクコントロールタイヤは昨年と同じ。ドライ用の4つのコンパウンド&各レース2種類を使用するのも同じ。 ソフト側のタイヤにはグループに白線を入れるという識別方法も同じ。
スポーティングレギュレーションでは大きな変更はない。 予選方式なども昨年のレギュレーションが踏襲される。

ドライバーラインナップ 変更はあまりなく、比較的安定していたといえるが、マクラーレンとの確執により、2005,2006年のチャンピオン「フェルナンド・アロンソ」がたった1年でマクラーレンを去ることとなった。昨年と同じドライバーを起用するチームは、フェラーリ、BMWザウバー、レッドブル、スーパーアグリ、ホンダと5チームもある
チームの搭載エンジンラインナップは変わらず。

つまり、今年は昨年と同じようなパッケージングで各チームが参加してくるので、メカニカル面では「熟成」、ドライバー面では一部トップドライバーの「適応力」が大きな鍵となるだろう。
では自分なりに解説してみよう。

2、マシン
次にマシン面でのプレビューである。

@フェラーリF2007
2004年以来のダブルタイトルを獲得したフェラーリ。とはいっても、コンストラクターズはマクラーレンのスパイ疑惑にまつわるポイント剥奪に助けられたのは明らか。とても最速のマシンといえる状況ではなかったと言える。
昨年型F2007は、ホイールベースの延長が良くも悪くも影響した。と言うのはロングホイールベースでは高速サーキットにはめっぽう強いものの、タイトコーナーで明らかに回答性が悪く、その影響で中低速のサーキットではほとんどマクラーレンの後塵を拝することとなった。
そこで今年のF2008は再びホイールベースを短縮し、ゼロキールのためのサスペンション自由度はモノコックを若干下方に大きくすることで解決した。
マシン全体の造形は「より丸く小さく」。空力性能を重視し、造形物のほとんどが曲面で構成されている。エンジンカウルには最近トレンドの垂直尾翼が付き、左右空力を独立させる手法を取り入れている。サイドポンツーン後方はさらに小さくなり、リアウイングへ抜ける気流を多く確保している。その結果、エンジン排熱のための「えら」はより多く大きくなっている。
ただこのマシン、「ちょっと攻めすぎなのではないか?」と思われる点が多数ある。特にリアのカウルに関してはあまりにも小さく、冷却関係大丈夫なの?と思ってしまう。コクピット周辺のサイドポンツーン造形も「小さくすること」だけにとらわれているように思えてならない。要は「美しくない」。「美しくないマシンは速くない」というのがF1の通説!ミハエル・シューマッハ、ロス・ブラウン、ジャン・トッドといったフェラーリ黄金時代を支えたメンバーはもういない。再びお家騒動のチームとなってしまうのか?
但し、バレンシアでのテストでは、他チームを圧倒するロングランでの速さを披露。ニューマシンそろい踏みの中で見せたパフォーマンスは圧倒的。開幕ダッシュか?
Ferrari F2008
ドライバーは二人とも残留。ライコネンはシーズン終盤で見事に自分のテクニックでタイトルを勝ち取った。マッサ の安定性のなさが若干の不安要素だが、二人の速さは折り紙つき。ドライバーとしては磐石の態勢といえるだろう。
「アイスマン」ライコネンは、チーム内に不協和を及ぼすこともないと思われ、このドライバーラインナップは全チーム中ぴか一だろう。

ABMWザウバーF1 07
一昨年から躍進を続けるBMWザウバー。ついに昨年はコンストラクターズ2位を獲得した。マクラーレン、フェラーリに続く第3勢力から一歩抜け出して常に第3位を安定して獲得してきたこのチーム。さすがレースを知り尽くしたBMWだけのことはある。
マシンは昨年のF1-07のコンセプトを継承。但し、細部にわたってじっくりと改良がなされた感がある。
特徴的なのはフロント部分。ウイングは3枚翼。しかも最前部が前方に張り出した独特のデザイン。フロントサスペンションもアッパーアーム付け根は若干位置を下げ、アームは極太になっている。これはフロント回頭性を上げることを狙ったと思われる。
リア回りの造形は昨年型をほぼ踏襲。カウル上方の切り欠きが少なくなって、ウイング近くまでカウルが延長されている。このあたりはフェラーリの新車と逆の発想。おそらくリアのサスペンションはトラクションコントロール廃止によってストローク自由度を確保するために付け根を広げたのではないだろうか?
また、このチームは最近トレンドのブリッジウイングを取り付けていない。シーズン中に追加されるのであろうか?
リアカウルの垂直尾翼やトレンドの「角」も健在。そして何よりもこのマシンは「美しい」!いよいよ優勝争いをするまで登りつめるのだろうか?
BMW SAUBER F1 08

ドライバーは昨年と同じくロバート・クビサとハイドフェルド。二人とも安定性、速さともに定評があり、特にハイドフェルドは昨年の後半戦は抜群の安定性でBMWの期待に答え た。クビサももはやトップドライバーとして周囲に認められる存在になり、安定性抜群のチームと安定性抜群のドライバー二人。
間違いなく今年は優勝できるだろう。


BルノーR28

2年連続でダブルタイトルから悪夢の転落。昨年のプレビューで「アロンソを欠いたことが不安」と書いたのだが、まさにその通りになってしまった。
そして今年は「暫定?」ながらそのアロンソが帰ってくる。一人のドライバーが車を作るわけではないが、彼のフィードバック能力はそれだけぴか一だったということだろう。
例年よりも新車発表が遅くなったルノーは 、発表後にいきなり新車をバレンシアで走らせた。まだまだ速さは見られないが、アロンソのマシンセットアップ力をもってすれば、必ず開幕には間に合わせてくるだろう。
もはや唯一となったV字キールを持つフロントサスは時代のトレンドからは外れているのだが、今年のR28は継承して 来た(ように見える)フロントノーズの造形もオーソドックスでフロントサスの付け根も他のチームよりも低め。やはりコントローラブルなマシンを目指しているのか?
リアはお得意の絞込みをさらに強調。サイドポンツーンはより短く、下方絞込みもよりきつくなっている。これはトラクションコントロール廃止を受けたリアのダウンフォース増加を狙っていると思われる
一昨年アロンソを擁してチャンピオンを獲得したこのチーム、再びの栄光を手にするかどうかはアロンソのフィードバック能力にかかっている。昨年型で参加したウインターテストではトップタイム連発のアロンソ。さすがである。
Renault R28
ドライバーは今期唯一の2枚チェンジ!2005年、2006年チャンピオンのフェルナンド・アロンソと、新人ネルソン・ピケJr
アロンソの速さは折り紙つき。間違いなく勝利を挙げるであろう。ピケJrは待望のF1デビュー。実力は未知数だが、クビサ、ロズベルグ、ハミルトンらと下位カテゴリーで実力伯仲だったことを考えれば、アロンソからドライビングを学ぶことで初年度から優勝も狙えるだろう。
要は昨年ダメダメになってしまったマシンをアロンソがどこまで立て直すかにかかっている。

CウイリアムズFW30・ トヨタ
2006年に大不振となってしまったウイリアムズ だったが、2007年はトヨタエンジンを得て見事に復活!まだまだ中団グループのトップと言うレベルにしかないが、ロズベルグの安定した速さは時折トップ3チームに食い込む活躍も見せ、ワークストヨタを完全に凌駕した。
新型マシンのFW30はキープコンセプト。このチームは「化ける」ことがあまりないのが特徴で、要はそこそこの成績を残したマシンならば、細部を熟成することで速さを身につけてくるのだ。新車発表会を行っていない時点では、走行している画像から推察するしかないが、どうやらフロントサスアームは全チーム中一番低い位置 にアッパーアームがあるように見える。リアの絞込みはそれほど急激ではないようだ。
FW29はタイトコーナーでの安定感ある速さが特徴だったが、FW30もその性格を引き継いでいるようだ。オフシーズンのテストではロズベルグがトップドライバーと肩を並べる速さを見せており、 バレンシアではトップ4に食い込む速さを見せた。今年は間違いなく期待できる。

Williams FW30 TOYOTA
ドライバーはもはや貫禄さえ身につけてきたニコ・ロズベルグと、テストドライバーから 昇格となった中嶋一貴。あの中嶋悟の息子である。ロズベルグも1982年チャンピオン、ケケ・ロズベルグの息子。つまりF1ドライバー2世チームとなった。
さすがにロズベルグのほうが経験、速さ共に一日の長があるが、中嶋も名門チームでのデビュー。そこにFW30の安定性が加わることになれば期待したい!
トヨタ優勝が今年実現できるとすれば、間違いなくこのチームによってもたらされるだろう

DレッドブルRB4・ルノー
気がつけばレッドブル・・・。常に予選Q3へ最後の最後で進出するこのチーム。やはりコンストラクターズ5位を獲得した。
昨年大変貌を遂げたエイドリアン・ニューウエイ 作のRB3.やはり速さは折り紙つきだった。ということでRB4はもちろんキープコンセプト。と言うより「どこが変わったのかよくわからない」くらいRB3に似たマシン。
コメントのしようがないのだが、非常に前衛的なマシンで、トレンドセッターマクラーレンとフロントノーズやサイドポンツーン、リアカウルなどは極似している。 フロントのブリッジウイングは昨年のマクラーレン風。但し、形はあまり洗練されていない。
心配なのは信頼性である。とにかく昨年のRB3はよく壊れた。ギアボックスの4レース義務、トラクションコントロールの廃止で信頼性はさらに要求されることとなり、その熟成のためにマシンコンセプトを変えることがなかったというのが本音かもしれない
Red Bull RB4 Renault
ドライバーは2名とも残留。いぶし銀クルサードとウエーバー。はっきり言って面白みがない。
まあ、ベテラン二人のセッティング能力があるからこそ、予選でのウエーバーの速さと、決勝でのクルサードの信頼性が引き出せるのだが・・・。勝利は程遠いかもしれない

EトヨタTF108
毎年 はっきり言っているのだが、トヨタワークスはふがいな い。潤沢な資金と巨大なスケールを持ちながら、いつまでも中団に埋もれるという戦い方。そこでTF108は完全に今までのコンセプトを捨てて、マクラーレンによく似たマシンを作り上げてきた。いわゆるベンチマークの賜物か?
特徴的なのはフロントのドロップノーズ。全チーム中最もノーズをドロップさせ、フロントウイングの上部リップとの間の気流を有効活用しようと言う考えが感じられる。リアカウルも垂直尾翼が大きく後方に伸び、カウル下方のえぐれも大きい。
サイドポンツーン後方下部の空力処理もTF107とは大きく異なる造形だ。
スペックを見ているわけではないのだが、もしかしたらフロントサスペンションのセンターが若干後方に移されているかもしれない。そのことにより回頭性を上げて、よりタイヤを有効活用することが可能になる。
フロントのブリッジウイングも搭載されているが、形状については開幕までに改良されてくるであろう。
TOYOTA TF108

ドライバーはラルフ・シューマッハが引退。残留のヤルノ・トゥルーリとティモ・グロック。予選でのトゥルーリの速さ は健在だが、グロックの実力は未知数。サードドライバーはトヨタ秘蔵っ子の小林可夢伊。
正直言って「極端に速くなるか?」「極端に遅くなるか?」であろう。マクラーレン風空力処理がぴたりと決まれば、久々のトゥルーリの優勝を見ることが出来るかもしれないが、まずは表彰台に上ることが出来ればいいほうだろう。

Fトロロッソ・フェラーリ
相変わらずマシンはギリギリまで発表しないと思われるトロロッソ。レッドブルRB3に極似した昨年のマシンの ことを考えると、今年もRB4とそっくりなマシンなのであろう。噂によると、開幕当初は昨年型を使用すると言う話もある。
昨年の成績は日本GPでのベッテルの快走は記憶に新しいが、レッドブルとほとんど同じマシンなのだから同じくらいの成績が残せるのは当然!あとはドライバーラインナップが決め手となる。昨年もレッドブルを時折脅かす早さを見せた。
エンジンも昨年と同じくフェラーリを使用。エンジンの格差がほとんどなくなっている今年は、中団で争うことが増えるかもしれない。
ドライバーラインナップ はセバスチャン・ブルデとセバスチャン・ベッテル。昨年BMWでクビサの代走として快走、日本GPで一時期トップを走ったベッテルは意外と中団の大穴かもしれない。Q3進出も夢ではない。

GホンダRA108
昨年最悪のシーズンを送ったホンダ。カスタマーエンジンを供給しているスーパーアグリの後塵を拝することも多く 、正直期待はずれだった。その理由はタイヤの温度を上げることができないシャーシのメカニカルグリップにあったと思われる。
攻めすぎたデザインのフロント部分はフロントサスのアームストロークを制限し、結果的に非常に乗りにくいマシンとなってしまった。
今年はマシンのコンセプトを根本から見直すべく、フェラーリからロス・ブラウンを引き抜くという大技に出た!ロス・ブラウンは古くはアロウズを建て直し、最速のCカー、ジャガーXJR-14を手がけ、フェラーリ黄金期のテクニカル面を一手に引き受けた人物。これでマシンが速くならなかったら嘘である。
注目の新車は1月29日に発表された。 もちろん昨年型で問題となった箇所を含めて「完全なニューコンセプト」で作られている。よって昨年型と同じような箇所はほとんどない。
フロントノーズは全チーム中最も高いと思われる位置にあり、モノコック下方のえぐれも最も大きい。これは昨年型の大問題であったフロントメカニカルグリップの改善を図っていると思われる。ロアアームとアッパーアームがそれによってかなり位置的に狭くなっており、この配置には若干の疑問。ピッチングなどでのストロークが稼げないように思えてならない。
トラクションコントロール廃止に伴うリア回りのメカニカルグリップ改善 は、他チームが採用したようなリアカウル下方の絞込みによる空力改善で補うようだ。この辺の処理はルノー風である。
ただ、全体的に「おとなしい」印象が強いのは気のせいか?特にフロントノーズの造形は「雑」に見えてしまうのだが・・・。ロス・ブラウンがどこまで熟成するか?鍵はそこにある
HONDA RA108
ドライバーは3年連続のバトンとバリチェロ。もはやこの二人にとっても今年が正念場だろう。
ブラウンと長年フェラーリで一緒に仕事をしてきたバリチェロがいるというのはチームにとって良い方向に行くはずで、フェラーリ的な特性を持った「乗りやすさ」を追求したマシンに仕上がれば、バリチェロが一気にトップ争いに入る可能性もなくはない。
バトンにとっては「どんなマシンでも乗りこなす」器用さが今まであだになっているのは事実で、壁を突き抜けた速さが今年は欲しい!

HスーパーアグリSA08・ホンダ
昨年 のこのチームは「プライベーターの星」だった!ホンダRA106を完了したマシンとはいえ、本家をしのぐ予選成績も多数。さすがにシーズン後半は開発スピードが付いてゆけなくなってしまった感があるが、それでもトップから2秒落ちで周回できる実力は素晴らしいといえる。
今年はおそらくホンダRA107のモノコックでエントリーしてくると思われるが、不安要素はRA107そのものの素性が良くないということ。RA106ではすでに時代のトレンドについてゆけないし、空力パーツだけでなんとかするのも厳しい。
資金繰りも厳しい中で頑張るこのチーム、今年も応援したいものだ。
ドライバーは二人とも残留。佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソン は共に実力伯仲。マシンさえ一発の速さがあれば中団に入ってバトル出来るはずだ。RA107の弱点を消すマシンを作ることが出来るかどうか?鍵はここにある。

Iフォースインディア・フェラーリ
なんとこのチームは5年間で4回もオーナーが変わった。もはやこのチームがかつてのジョーダングランプリだったことを覚えている人は少ないはずだ。
昨年はスパイカーとして参戦していたが、全くいいところがなかった。後半、エイドリアン・スーティルが自分の実力で中団を快走したこともあったが、まずはマシンそのものの動きがナーバスすぎた。
今年はインドの資金をかなり獲得しているらしく、マイク・ガスコイン体制の下でチームスタッフを増員。新体制の下でチームそのものの力をつけるための活動を行っている。
新型マシン発表は未定。但し、発表場所はインドのデリーと決まっている。ファクトリーはイギリスにあるのだが、実質的にインド資本の初のF1参戦と言う形。

ドライバーはルノーを追われたジャンカルロ・フィジケラと昨年から引き続きエイドリアン・スーティル。
フィジケラが加入したことでマシンへのフィードバック能力は格段に上がるだろうが、いかんせんフィジケラでは一発の速さは期待できないだろう。但し、スーティルは昨年後半から力をつけており、マシンの完成度いかんでは化ける可能性もある。

JマクラーレンMP4-23・メルセデス
昨年は間違いなく最速のマシンであったマクラーレンMP4-22。やはりアロンソのフィードバック能力は高く、 「ガラスのマシン」を完全に脱出した。
シリーズランキングはスパイ事件の影響でコンストラクターズポイントが剥奪されてしまい、催促でありながら最下位と言う結果になってしまった。よってカーナンバーも22,23ととんでもない数字!
MP4-23はもちろん前年の最速マシンをコピーしたようなキープコンセプト。すでに全チームから真似をされるような前衛的フォルムを持っていたMP4-22なので、あまり驚きはない。フロントノーズなどはおとなしく思えてしまうほど・・・。
ということで実はコメントすることがあまりない。
ただ、トラクションコントロール廃止の影響と、昨年フェラーリに高速コースで遅れを取った経験からか、リアのホイールベースを若干伸ばしてきているようだ。そのため、リアカウルもそれにあわせて垂直尾翼と共に延長されている。
また、フロントサス付け根が若干上がっているように見える。これは今年の他チームのトレンドとは逆で、もともと回頭性の良かったMP4-22の特性を生かしつつ、メカニカルグリップをされに得ようと言う目論見かもしれない
McLaren MP4-23
ドライバーは新人ながらチャンプ争いを展開したスーパールーキールイス・ハミルトンと、ルノーから移籍のヘイキ・コバライネン。
二人ともGP2時代の同期生で、マクラーレンと言うトップチームが2年目の若者2名を起用すると言うのは異例!
二人の速さ、特にハミルトンに関しては実力的に全く問題はないと思うが、心配なのはマシンセッティング能力。若い二人なので、昨年アロンソがセットしたというバックボーンがない。従って、マクラーレンが再び「ガラスのマシン」になってしまう可能性は否定できない。

新車未発表状態のチームは残り3チーム だが、トップチームが出揃ったので予想を再考してみよう。といってもほとんど変わらないが・・・。
・やはりアロンソの戻ったルノーが鍵。優勝争いに再び加わってくるに違いない
・一発の速さで言えばマクラーレンだろうが、若い二人のみでマシンはセットアップできるのか?デラ・ロサのフィードバック能力が鍵
・開幕でのフェラーリはやはり安定して速いだろうが、大幅な空力変更がいきなり足元をすくう可能性あり
・BMWザウバーとウイリアムズが第2勢力として安定して速いだろう。特にニコ・ロズベルグに注目
・大穴はレッドブルだがテストでは不調。今後のマシンセットアップ次第ではホンダが一気に第2勢力に加わるかも
・トヨタは今年も駄目だろうが、レッドブルよりはいいかもしれない。
としておこう。

注目の開幕戦は3月16日オーストラリアで迎える。 今年は18戦。そのうち第15戦シンガポールGPに注目。なんと初の市街地ナイトレースとなる。
「ブラッディー」の予想であるが、トップはマクラーレンとフェラーリとルノーが形成。場合によってはザウバーとウイリアムズが上位に食い込む。ホンダ 、レッドブル、トヨタが第3勢力を形成し、そこにスーパーAGURI、トロロッソが入る。フォースインディアはテールエンダーだろう。
シーズンの序盤で飛び出したチームがそのまま逃げ切ると思われる。と言うのは、マシン面での制約が多くて、シーズン中に大幅な進化は 見込めないのである。マクラーレンが開幕で失速した場合、大きく転落の可能性がある。
個人的には超大穴としてウイリアムズのニコ・ロズベルグ初優勝を押したい。トヨタの初優勝があるとすればこの人がもたらすだろう

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