コイルスプリング |
スプリングはダンパーと共にサスペンションの「減衰力」を決める重要な役割を果たしています。
簡単に言うと以下のような役割を担っています。 |
スプリング |
ロールを抑え、コーナリングなどでの姿勢変化を押さえる。車体を下からおすものを押さえ込む方向。
路面との距離が縮まらないようにする。 |
ダンパー |
段差乗り越えなどで一度開いた路面との差を早く回復する。浮き上がった車体を下に引っ張る方向。
路面との距離が広がらないようにする。
つまり、車高を落とす場合はスプリングを硬く、短くすることで落とすことが出来るのです。
反面段差などでガチガチ感は高くなります。(ピッチング現象)
また、コーナーでの姿勢変化を押さえるためにも硬いスプリングで支えてあげることで、外側の車高が
沈むのを防ぐことが出来ます。
ピッチングを押さえたい場合は、ダンパーを強化すると良いです。段差の利己でなどで一度姿勢が変化
したときに、強化ダンパーであれば早く収束することが出来ます。
コーナーでの内側タイヤの浮き上がりもある程度補正することができます。 |
結論 |
1.ダンパーを変えると沈み込みからの復帰が早くなり「しなやかになった」感じがします。
反面ダンパーを変えても「硬くなったなあ」という感じはあまりしません。
2.スプリングを変えるとロールが押さえ込むため、「硬くなったなあ」感じはします。
反面路面からのピッチングが大きくなり、「安定感がなくなった」感じはすると思います。 |
ブラッディー155の
足回り |
1.スプリングはアイバッハです。30mm程度のローダウンになっています。
はっきりいって硬いです。これは「見た目」のかっこよさを重視したと思ってあきらめています(^^;
2.ダンパーはビルシュタインです。これは効果絶大でした。
路面の凹凸に敏感に反応してしまうのは仕方がないですが、沈み込みからの復帰などが早いです。
ロールも不安定さはなくなり、アイバッハスプリングとの相性も抜群です。 |