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人生とは年輪と人は言う
そしてその年輪はパートナーと共に築くものであると僕たちは思う
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□◆□◆ブラッディー講座□◆□◆

2スト レシプロエンジン(シリンダーが上下して回転力を出す普通のエンジン)には2種類あります。
一つは4サイクル(4ストローク=4スト)
一つが2サイクル(2ストローク=2スト)
2ストって何? 一般的に自動車のエンジンは4ストです。なんで4かというと。
吸気、圧縮、爆発、排気の4工程が存在するからです。
吸気のときにシリンダーが下がる。吸気バルブが開く(空気&燃料の混合気が入る)
圧縮のときにシリンダーが上がる。吸気バルブは閉じる(それによって混合気が凝縮され
て爆発力が上がる)爆発のときにその力でシリンダーが下がる。
バルブは閉じたまま(これがエンジンパワーになる)
排気のときにシリンダーが上がる。排気バルブが開く(排気ガスが出てゆく)
この間、シリンダーが4回動くので4ストローク。略して4ストです。

バイクには2ストも現在は多く使われています。
このエンジンのメリットは吸気、圧縮と爆発、排気を同時に行うことができるところにあります。
それによって、毎回爆発をすることができるのでパワーが出る。
例えば4ストで10000回転回さないと出なかったパワーは、
2ストだと半分の5000回転で稼ぐことができるってわけです。
つまり、混合気を吸いながら爆発させてしまってシリンダーを押し出し、
排気ガスを吐き出しながら圧縮させてしまうという考え。
だから、シリンダーは2回動いただけで1サイクルが完了します。

では、なぜ2ストが自動車などに使われないか?
デメリットがいくつかあります。
1、寿命が短い?→毎回爆発しているので、同じ走行距離でも倍のヘタリが来ます。
2、エンジンオイルが燃えてしまう
 吸気と爆発が同じタイミングなので、混合気を吸気したときに、エンジンオイルも若干吸
 い込んでしまう。 よって爆発のときにエンジンオイルも一緒に燃えてしまう。
 オイルが減る=メンテナンスが大変=車を買う人はメンテナンスをあんまりしない
 だから扱いにくい。
3、トルクが小さい
エンジンの出すトルク(回転力馬力じゃなくて重いものを動かそうとする力)は、
シリンダーストロークで決まります。
2ストのエンジンは構造上ロングストローク(往復運動が長い)構造が取りにくいので、
ショートストロークになりがちです。
車は重いので、重いものを動かそうとするトルクが足りないと走りません。

バイクは軽いし、エンジンオイルが若干減ってもメンテナンスする人が多い。
走行距離を長く乗る人はあまりいない。
だからバイク向きなんです。
バイクのグランプリが2ストで行われるのも、バイクに一番向いているエンジンだからなんだ。

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