SPIRITS trio
“PIaA”の伊エンスー紀行
2010 秋
もともと旅行の計画が苦手な上に、他社への出向や、体調を崩して入院騒ぎ、救急車のお世話になったこともあったりと、気付けばこのところ10年以上も海外に行っていません。愛老猫2匹を放っておけないこともあり旅行は国内1泊までという感じでした。その愛老猫が相次いで亡くなってしまい、「また拾いたいね〜」とか言いながら、猫がいない生活のうちに久しぶりに海外に行こうと、行先の検討を始めた矢先だったのです。今年中はあれこれ検討して来年行こうか〜っと・・・
そんな中、この旅行はingが会社で昼休みに何気なく見つけたネットニュースの気になる一行から始まりました。『京商がスーパーカーの聖地イタリア旅行を企画』みたいな一行だったと思います。
うっん〜?京商って確かラジコンの?・・・旅行を企画って?とHPに入ってみると・・・
京商がスーパーカーのモデルカー製作のためにライセンスを取ってから20周年を記念して、フェラーリやランボルギーニの工場やカロッツェリアを訪ねる旅行を企画し、その参加者を募集しているのです。
海外旅行の行先検討を始めた矢先にいきなりツアーっに乗るってどうよ!?しかもまた車関連だし・・・?っと思いながら何か縁みたいなものを感じたのも事実です。
というのも
ingは車好きでその流れでミニカーも好きですが、イタ車に乗ってることもありチェックは海外のミニカーメーカーが中心で京商のHPを覗くのは初めてのことでした。
そんな中で、こんなエンスーなツアーを見つけてしまったわけです。
一旦IEを閉じて夕方にネットニュースを再チェックするとすでにその項目はヘッドラインから外れていて、昼休みに簡単にヒットしたのはやはり縁では?と益々思ったわけで、
ツアーの内容や日程表、申し込み用紙などを印刷して家に持ち帰ることにしました。
帰っていきなりツアーのプリントをAyaに見せると、その反応は、以外にも?と言うか、
予想通り?と言うか、好感触です!!
夕食を済ませて詳細検討に入っても、とにかく前向きです。
ingのほうがむしろ、また車関連でだよ〜?本当はもっと行きたいとこあるんじゃないの〜?そんなにいきなり決めて良いの〜?って感じで・・・
最終決断前には誰かに後ろを押してもらうのが一番です。ご意見番のぶらさんを誘ってその反応を見てみようと言うことになりました。
電話をするとその場で京商のHPを見ながら、受話器の向こうからは「コレはすご〜い!」と言う叫び声が・・・「行ける状況ならオレも行きてぇ〜!」とも。
電話の前から行く気満々でしたが、これが決め手でした(笑)
ご意見番の分析でもエンスー度が非常に濃いと高評価。 募集定員から考えて、これはすぐ申し込まないといっぱいになるかも!?ともアドバイスも受けました。
さて、そのツアーの内容をご披露すると、
ピニン・ファリーナから、未公開のベルトーネ、そしてフェラーリ
【フルッチョ・ランボルギーニの生家を訪ねお墓参りも】とか
【ランボルギーニ工場の従業員食堂でランチ】とか想像できない??の企画が満載
っと、ま〜濃い〜濃い!
その場で申し込み用紙に記入して翌日早速FAXした上で電話をすると、まだ5・6番目(厳密には6・7番目だったらしい)とのこと。ギリギリか?と心配していただけに、ちょっと肩透かしな感じでした。
しかもその後、予想に反して申込者が伸び悩みツアーの成立が微妙。
ing&Ayaにとってはパスポートを取るところから始まる今回の旅行、ツアーが成立しないことには申請にも行けない。
TeamSPIRITSのHP上でも、ing&Ayaのツアー参加と、最少携行人数でヤキモキしていることをお知らせしていたところ、9/22の午前中に携帯にプライベートな着信音。発信者はぴっぽちゃんです。
「おいらも参加しようかな〜」 友達も一緒なら楽しさ倍増は間違いないし、海外久しぶりのing&Ayaにとっては心強さも手伝い諸手をあげての大歓迎です!
どうやらこのぴっぽちゃんと同日に数人の参加者でツアーが成立したようで、感謝感謝、ありがと〜う!
ぴっぽちゃんとは四国巡りをブラピ(ぶら&ぴっぽ)とing&Ayaの4人旅で既にカルテット
を組んだ間柄。今回はグレードアップして、ついに海外版トリオPIaA(ぴっぽ・ing&Aya)の結成です。
全国から参加者を募るなら成田までの国内移動分も国際線と一続きチケットで安く手配できるはず、と旅行会社に注文をつけ何とか格安で入手、(北は新潟から西は福岡など参加者は正に全国からでしたが皆さん国内移動分はご自分で手配したとかで、やはり『恐るべし関西人』でしたが)、
更にぴっぽちゃんのシングルユースによる追加料金を節約しようとトリプルユースで安くならないか交渉したところ、マラネロでの2泊が対象とのこと。カルテット改めトリオにとって同室雑魚寝はお手のもの!おかげでing&Ayaも国内移動追加分を少しは節約できました。しかもマラネロのトリプルユースは本当に安くしてもらって良かったのかという部屋でしたが、そのあたりは後ほど本編でご確認を!
そしてトリノでの宿泊先の候補の中にメリディアン・リンゴットの名前が・・・、確か屋上にテストコースのある昔のFIAT本社工場をあのレンゾ・ピアノがコンバージョンしたホテルのはず。確認すると宿泊決定とのこと、ますます楽しみです。
トリオはF1日本GP観戦を機会に鈴鹿でもさらに綿密に相談を重ね、たかおちゃんからスーツケースを借りて荷造り開始、行きはバッグinバッグ作戦です。 ぴっぽちゃん配信の持ち物リストに従いながら準備もいよいよ大詰めです。この持ち物リストの注釈が実に笑える。四国巡り以来2度目の入手ですが、『薬:捕まる薬は不可』とか『ひげ剃り:無精ひげ派は不要』とか良い味出してます(笑)
迎えて出発の日、ingが設計担当した伊丹空港をスムーズに出発、成田では到着と出発のターミナルが別でしたが、心配していたほどのこともなく、集合地点に向かうとぴっぽちゃんから熱烈歓迎。さあPIaAの珍道中の始まりです。
集合してまずは添乗員の斉藤さんの紹介や諸注意など、でもどちらかと言うとお土産物の営業でした(爆)
我々ラテン車乗りにとって、エアラインのALITALIAはイタリアエンスーツアーには打って付け!数々のラリーシーンが頭をよぎり気分をさらに盛り上げます。
機内食もエコノミーの割りになかなか充実していて、しかもing&Ayaはいつものことで、2種類頼んで分け分けするので味試しも2倍になります。
ALITALIAマークのパッケージはやはりいくつか記念に持ち帰りました。
いよいよトリノ!京商さんの持ち込み荷物が半端じゃない分量。
訪れる先々に所縁のあるミニカーをプレゼントしようと持参しているわけです。
ロビーに出るとそこは日本の空港とは何か風情の違うターミナル。
現地コーディネーターの野口裕子さんを紹介され、
ホテルには22時頃到着予定と言うことでここで何か食料を買うことを薦められながら、PIaAはホテルでの夜会と決めていました。これぞ我々のSPIRITS!
バスに乗り込むと裕子さん特製のリーフレットが配られ、表紙にはそれぞれ個人の名前が印刷されています。クオリティはフェラーリのオフィシャルグッズのよう!
一連の説明の後、質問タイムで「リンゴットの屋上のテストコースは見れますか?」と聞くと、他の参加者はキョトンとしています。ほとんどの方がスーパーカー目当てで、FIATについての下調べはしていなかったようです。ホテルに確認するからと希望者を募っても上がる手はまばらでした。我々だけでもとお願いしてホテルにチェックイン、翌朝出発前に屋上に上がれることが決まると、参加者は結局全員でした。
部屋に荷物を放り込んで早速夜会開催ですがその前に少し探検。 ロビーやレストランなどパブリックスペースはもちろん宿泊室の中にも、レンゾ・ピアノ氏による設計図面やスケッチが飾られ建物オタクにもたまりません。
夜会のメニューはこの3皿。ワイルドマッシュルームのタリアテッレ。チーズ入りのポテト練り込みパスタ。機内食で不足していたのでグリーンサラダを注文。イタリアでサラダといえばヴィネガーとオリーブオイルに塩コショウ。ビールはもちろんイタリアンビール。
そしてミネラルはオンガスも。イタリアぽっちゃり娘ギャルソンと日本人トリオPIaAでお互いたどたどしい英語でなんとか料理内容を確認しながら注文したのだが、それがどれも正解!本場のイタリアンはやっぱ美味〜!そして支払いは3人で65ユーロ。1人当たり2500円ぐらい。我々の四国巡りからの流れは変わっていない。
初日の朝食はこんな感じです。
勝手に見に行けと鍵だけ預かり屋上まで上がると、テストコースはこのとおり健在。
さすがに今はコースを走らせてはいないようですが、それでもフェラーリのオフ会の会場になったりで車は上がってきているようです。
バンクは時速90kmでも飛び出さない設計だそうですが、実際バンクのトップまで上ってみると怖いぐらいの傾斜でした。片側バンクはレンガ敷きなところに歴史を感じます。
バンクの中心部分の上空には温室のようなガラスドームとヘリポートがあり、VIPがヘリでアクセスする特別な会議会場としても使われているようです。
トリノオリンピックのイメージ映像でインラインスケーター達が松明持ってグ〜ルグルしたスパイラル部分は見れませんでしたが、初日の朝一番からエンスーそのものです。
実はここからが正規のプログラムで、先ずはピニン・ファリーナからです。エンブレムが誇らしげに掲げられてます。
エントランスを入り広大な敷地の池とグリーンを借景したロビーを抜けて、私たちが先ず通されたのはプレゼンテーションルームです。
このプレゼンルームはフェラーリのモンテゼモーロ会長も足を運ぶ場所で奥はホリゾント壁仕様の実車やモデルのディスプレー場所 (この日はF50とCaliforniaが置かれていました)、 反対側の壁には今日私たちに説明してくれる2台のスケッチがズラッと飾られ、正面にプレゼン用の映像スクリーン。そこにはピニン80周年の記念ロゴが映し出されていてプレゼンターの登場を待ちます。
元ピニン・チーフ・デザイナー奥山氏のTV番組で見た部屋です!
プレゼンターはフェラーリ458イタリアとアルファロメの次期スパイダー候補のコンセプトカーDuettottanta(Duetto=2+ottanta=80=80周年の2人乗り)のデザイナーさん。
イケメンです。
スライドを次々映しながら熱の籠ったレクチャーが続きます。
素人相手とは思えない懇切丁寧さです。
プレゼンが終わるとミュージアムに案内されます。このミュージアムは一般公開されていますが、どれも触ることができる至近距離。許可を得て乗せてもらえるものありました。
これがDuettottantaのショーモデル実車
ピニン・ファリーナはフェラーリのデザインで有名ですが、インダストリアルデザイン会社なので自動車だけでなくさまざまな工業デザインの名作があります。
Ayaがポーズしているのはトリノオリンピックのときの聖火トーチ。
他にもこんなものが・・・と見ていると売り物もあり、皆で買い物タイムになりました。ing&Ayaは皆への土産第1弾として80周年記念デザイン史小本を7冊get。
ぴっぽちゃんはDuettottantaのイラストの一部がステンレスの雲形定規になっている
こだわりの一品でしたね〜。
借景の池とグリーンを挟んだ向かいには現代的なガラスカーテンウォールのエコカー専用のショールームと中世を思わせる石造洋館のゲストルームが並び、
エコカー専用ショールームから案内されました。ここは後方がデザインラボになっているので、おそらく一般には公開していないと思われます。
そして最後を飾るのがゲストルームでのランチです。食事は当然本格イタリアン!
ワインは醸造もボトルもピニンオリジナル。ミネラルのボトルにもピニンの刻印。
最後に出てきたエスプレッソカップにもピニンのロゴが・・・
エスプレッソカップは購入もできましたがPIaAはワインとミネラルのボトルをget!
タダでした(爆)ピニン尽くしでピニンを満喫、ここまででも既に来た価値ありありです。
しかし同じ日にベルトーネまで行ってしまいます。
ベルトーネはミュージアムを一般公開していないのでどんな規模なのかも分りません。
着いてみると・・・期待を大きく超えるものでした。
ピニンに比べると小じんまりと見えたエントランスでしたが、傾斜地に立てられた建物は、鉄骨鉄筋コンクリート打放しに、鉄骨を集成木材で挟んだ屋根フレームを被せた混構造。中に入るとそこにはFIATのコンパクトオープンのコンセプトカーが1台鎮座しお出迎え。撮影の可不可が判らないので注意される前に先ず撮っておく(爆)
この車ご覧のとおりドアが後ろヒンジのガルウィング。ABCペダルも格好良い。
ヘルメットも装備品?なのかはご愛嬌!
この車を廻り込むように階段を降りていくと、 そこは・・・有名なスーパーカー達がズラッと並ぶミュージアム1階。 ランボルギーニのクンタッチ(カウンタック)やミウラをはじめ、アルファ・ロメオのジュリエット・スプリントやモントリオールなどどれも至宝の名車。
さらに歩みを進めるとまだ地下がある。近未来的なデザインの車達が所狭しと並ぶ様は、まるで未来の地下秘密基地のような様相です。
ストラトス・ゼロももちろん有ります。
現在のチーフデザイナー・マイク・ロビンソンさんが説明にやって来て、自ら今までの
名作を解説。ご本人もデザインラボから1日1回はこのミュージアムに降りてきて先人
たちの息吹を感じることを日課にしているらしい。
あのセグウェイもベルトーネデザインです。朝見学したFIAT屋上テストコースの往時の様子も図録に見つけました。
最新作はエントランスのFIATのアルファロメオ版って感じで、 ドアは同じく後ろヒンジのガルウィングでボディーは2周りほど大きくワイド&ローのスーパースポーツ。
後日ジュネーブショーで発表されることになるのだが、そのデザイン本とDVD、さらに、ポスターを全員に用意してくださっていて直筆サインのサービス付き。
そして非売品のピンバッチまでいただきました。
移動前に少し早めに外に出て裏に廻ってみると、そこにはそそり立つ岩肌の山が・・・
ベルトーネは景観地にありました。
途中、高速の行先案内にFIATの工場が案内されていたのには驚きました。
ホテルに戻ってもPIaAにはまだ体力に余裕があり、 折角なのでとショッピングゾーンをチョロッと散策。で、手に入れたのはジャガイモ濾し器!イタリアには普通に売っているのに日本では高すぎるらしくシェフAyaとしては事前にチェックして狙っていたらしい。
回遊動線の中央部はガラス屋根のレストランになっていて、見上げると屋上にそびえるガラスドームとヘリポートが見えます。
まだまだ1日目は終わりません。今夜はカロッツェリアの重鎮達を囲んでの夕食です。
ギアからピニン、イタルデザインと渡り歩きFIAT124やデトマソ・パンテーラのデザイナーのトム・チャーダーさん。ザガートでアルファロメオTZ・SZをデザインしたエル・コ・エスパーダさん。最高齢はなんと、フェラーリ・ディーノのデザイナー・アルド・ブロバローネさん85歳。一番若くて75歳、皆すごいおじいちゃん達なんです。
先ずはそれぞれに所縁のミニカーをプレゼントすると、そこからはサービス精神旺盛で食べるよりしゃべってるほうが長いし、話の合間にはサインにも気軽に応えてくれて、
裕子さん作成のリーフレットが大活躍。どうやら裕子さんは彼等のアイドルらしい。
さらにAyaが旅行前に予習のために買って持参したスーパーカーの本が大好評で、
自分の手掛けた車のページに大喜びでサインをしてくれました。
部屋に一旦戻り、明日のチェックアウトに備えて荷造り。 行きのバッグinバッグは早くもこの時点で解体です。リンゴットの宿泊も今晩までなのでコンベンション別棟を見にing&Ayaは夜の散策に繰り出し、吹き抜けロビーを確認までしてきました。
さすがにもう満タンです(爆)おやすみなさい。
2日目は創業当時のランボルギーニに纏わるツアーでボローニャを目指します。
つい食べ過ぎるホテルの朝食、パンとカプチーノはどこに行っても美味しい
ハイウェイのサービスエリアでの昼食もイタリアンだとなんかオシャレでしょ!
フェルッチョ・ランボルギーニの甥ファビオさんとはその名もランボルギーニ広場で待ち合わせです。イタリアではどんな田舎町にもステキな広場があり、ココもピンクの漆喰の教会と少し傾いた鐘楼が印象的です。記念碑にはランボルギーニのルーツのトラクターとミウラのシルエットがあしらわれています。
ファビオさんは何に乗って来るのかと期待が高まる中で現れたのはアルファロメオの166でした。やっぱランボルギ−二は普段乗りできないですね(爆)ファビオさんの166に先導されて生家の近くまで移動、その後は畑の中の一本道を歩きます。農家です(爆)
車いじりを始めたというガレージも正に馬小屋スクーデリアです。
次はお墓参り。地面に平べったいお墓を想像していましたが、回廊のような団地墓風で意外。さすがにランボルギーニ家は地元の名士なのか大きめの一面を使っていました。(でも中庭に有るイメージどおりのお墓や、一角を親族の礼拝堂のようにしているものなどもありましたので墓地の中で一番というわけではありませんでした)
ランボルギーニ家が所有運営する博物館です。前庭にはさっきの広場の記念碑の対のような碑があり、非常に高さの有る立派な扉が迎えてくれます。その扉にはもちろん闘牛の姿がエッチングされていて、内側からはこのとおり幻想的な演出です。
コレクションはと言うと、創業当時のトラクターからミウラ、クンタッチあたりまで。
フルッチョが幼少時代に足漕ぎカートのようなボディーに既にエンジンを載せてもらっていたものなどもありフルッチョ時代の博物館です。
変わったところではヘリまであります。
ものすごい台数の車がひしめいている割にはシックでオシャレな雰囲気の空間です。
日本の自動車博物館にはない感じ。さすがデザインの国イタリアです。
ファビオさんが説明してくれるだけに創業のトラクターを割愛できずちょっと閉口し、その隙にコソっと隅っこのほうを覗きに行くと・・・今までにもランボルギーニ印でいろんなものを製造販売していた痕跡が・・・自転車はもちろん・・・例えばパスタセットでパスタ数種類とオリーブオイル、パルメザンチーズの詰め合わせ。お土産に最適と後ほど問い合わせしてみたが既に生産・販売・終了品でした。
やがて2階でショッピングができますと声がかかり・・・ここからはまたファビオさんの商品説明が丁寧に・・・メインテーブルにはing&Ayaの気になるものはなくサイドのディスプレーを見るとミウラの睫毛をマークにしたボディクリーム発見。試供品で匂いを確認するとヨーロッパでしばしば嗅ぐムスク臭さがなく結構さわやかな感じで、Aya用と女性用土産として数本を購入。もう一つがミウラの名前を冠した赤ワイン!箱からして格好良いし、ボトルにはファビオさんの直筆サイン入り!飲み終わっても飾れます。
明日は現代のミュージアムと工場見学でランボルギーニ2日目。ingとしては実は明日の方が楽しみです。今日はこのあと宿泊地としてマラネロに入り一旦チェックイン。
再びバスで移動しランボルギーニ御用達のレストランJiardinettoで夕食です。
いかにも田舎町にある『町の有名リストランテ』な感じです。
今日のゲストは、ランボルギーニを引退したお歴々から、アウディ傘下になった現在の関係者まで幅広く、謂わば新旧ランボ懇親会。祐子さん曰く「このツアーのおかげで新旧スタッフが交流できるのをみんな本当に喜んでいるの。」ベルトーネ時代のマルチェロ・ガンディーニさん、クンタッチやウラッコのパウロ・スタンツァーニさん、テストドライバーのバレンティーノさん、営業部長のスガールティさん、出荷記録エンツォ・モルッツォさん、明日案内してくれるミュージアム館長のクリスティーナさん。遅れて仕事帰りの同僚数人やバレンティーノさんの嫁さん(かなり若いが恐妻らしい)まで現れ大宴会状態です。
先ずは京商が持参したそれぞれに纏わるミニカーの贈呈から。アルコールが進み過ぎないうちに贈呈したのは正解。この後さすがイタリア人。しゃべりだしたら止りません。
そしてこのツアーでは定番となったサインタイム!
明日の見学歓迎の主旨で、ってことは彼らからするとゲストは我々になる訳で・・・
したがってテストドライバーのバレンティーノさんに料理を取り分けてもらったりもしました。デザートはランボ特製ケーキの登場で〜す。
この日ホテルに戻ったのは23時を回っていました。
しかしPIaA同室初日!行きの免税で買っていたバーボンで部屋飲みも欠かしません(爆)
マラネロでの宿泊はフェラーリ関係者なら誰でも知ってる?プラネット・ホテル。 小さなホテルですがフェラーリ本社の真ん前にあり、「フェラーリ専用ビジネスホテル」とも(笑)
冒頭旅行前の交渉においてPIaAでトリプルユースにして宿泊料を浮かせた部屋は、
なんとメゾネットで元々ダブルベッドルーム、つまりベッドは4つあります。
ツインにエキストラベッドを想定していたPIaAはビックリ。
後でコーディネーター裕子さんに聞いたところ、一方の部屋をリビング代わりに使えることもありマッサやアロンソがフィオラーノ・テストの際に好んで使う部屋の1つだそうで・・・これで安くしてもらって良いのか?ラッキー!!
しかもその部屋はフェラーリの工場の正面で、目線の高さに横連窓のサッシュがあるのは分かっていたのですが、朝まだ暗いうちにバルコニーに出て見ると、工場稼動のために室内照明が点灯すると、それは2階のライン部分で奥の方までちょうど覗ける高さじゃありませんか。ここではぴっぽちゃんの10倍光学ズームが大活躍でした。
3日目はアウディ傘下の現在のランボルギーニのミュージアムと工場見学と、
夕方にはマラネロに戻ってガレリア・フェラーリ・エクスクルーシブ・ツアーです。
何がエクスクルーシブか?と言うのは後述するとして、
朝食前にぴっぽちゃんとingで周辺を散策。フェラーリの従業員は赤いつなぎで出勤。
愛車はFIATなどが多く、Coupeも発見。
町中いたるところにフェラーリポスターが飾られ、その内容は歴史やモータースポーツ
を通じての企業広報です。以前R’onでingが当選したフェラーリ60周年記念冊子の
ページをズラッと並べてコラージュしているものも発見!
こちらは試乗専門のショップ。試乗といってもパッセンジャーシートでの試乗なんですが結構良い値段取るのでPIaAは乗りませんでした。現行手に入るフェラーリがずらり。
なぜか1台だけ混じっているガイヤルドがむしろ目立ってました。
昼の間は町中あちこちから甲高いフェラーリサウンドが響きます。
とにかく町中あちこち真っ赤っかでこんなものも・・・
フェラーリのメカニック養成の学校もあります。
フェラーリテイストに包まれたホテルカフェで朝食を済ませて、いざランボルギーニへ
というのはなんとも贅沢な感じです。
もうすぐランボルギーニという1本道で警察のチェック。イタリアではプロドライバーへの勤務時間の制限など就業状態のチェックも警察が行い、結構厳しいらしい。未だに袖の下で小遣い稼ぎみたいなこともあるようですが、コレは正規チェック。就業日誌を確かめたりタコグラフ再生したり。 昨晩のランボルギーニ御用達レストランへは、ちゃんと別のドライバーだったので事なきを得ましたが、とんだ足止めを食らいました。
ランボルギーニ本社工場ミュージアムに到着。駐車場にはやはりアウディが多い。
ミュージアムのオープン時間まで向かいの建物に案内されましいた。この建物は1階がミュージアムショップ、2階以上がオフィス、1階は見学者と来客との共通の待合ロビーになっていて最新ランボがディスプレイされています。ミュージアムショップは既に開店しているあたりが商売上手で、早速みんな土産物色タイムにハマっています。
ミュージアムは2層の展示空間を螺旋階段で繋いだモダンな造りで、主に1階が歴代車(ランボルギーニ版ハマーみたいな軍用車もありました)と、2階が現行車と共に特装車やコンセプトカー、F1やボートなどレーシング関連で構成されています。
1階の長い壁面には歴代のポスターや写真などが延々飾られ、その奥のほうには休憩スペース。その白黒モノトーンのスツールにもランボルギーニのロゴがステッチされています。カウンター周りもイタリアンモダンです。
2階でingのお気に入りはこのスパイダー!隣同士でもカウルが邪魔で会話にインカムが必要そうなところはご愛嬌。少し前の時代のランボルギーニの外装の特徴の一つは大きなリアバンパー、ご覧のとおりです。
2棟の間の中庭空間にガイヤルド・スーパーレッジェーラの艶消しブラック仕様車が乗り付けられたのでミュージアムを抜け出して見に行くと・・・ステルス戦闘機のようだ。
ライン見学に移動する途中で目にしたクランクシャフトの削り出しの工程ごとのサンプルを見て、最終製品ではバランス取りの加工までが施されているところに感心。
ラインはガイヤルドで、流れてはいるものの職人による組立という趣です。 工場内では撮影禁止ということ。囲われているところは不用意に覗かないようにと注意されていたが、よく見ると、ある程度意識的に天井を鏡張りにして囲いの中を見せている所などもあり、見えていたのはムルシの後継(アヴァンタドール)だったようです。
ingにとってランボルギーニ本社工場訪問の最大の関心事は従業員食堂での昼食です。従業員食堂の中でも上部役職のためのゾーンに通されるのですが、そこに行くまでは正に従業員食堂の中を通り抜けるわけで、居合わせた従業員の皆さんの注目の的でした。一般の従業員のメニューより品目が少し多かったりするのかもしれませんが基本は同じメニューのはず。つまり本場イタリアンでは従業員食堂といえども日本の下手なイタ飯屋より確実に美味しいわけです。最後にスタンドカフェで従業員の方と並んでエスプレッソやカプチーノまで頂きました。
「お馬さんによろしく〜!」と結局前夜祭から最後まで付き合ってくれたテストドライバーのバレンティーノさんとクリスティーナさんに見送られランボルギーニを後にします。
マラネロに戻り夕方まではこのツアーの中で限られた時間の買い物タイムです。
他の参加者が例の試乗に向かう中、PIaAはフィオラーノのテストコースを視察。向かう途中までは明らかにF1と思われるエキゾースト音が聞こえていてシーズン中はテスト規制があるはずなのに何?と疑問でしたが、やがて音が変わり、到着して目にしたのは458か599のコンペティシオーネのテストでした。
PIaAはいつものとおり掘り出しもんや格安もんを探索。ホテル下のフェラーリショップは一見して高そうなので速攻パスして、ぴっぽちゃんとingの朝の散策を基に遠いショップへ。そして・・・
自分用には一部チェッカー柄のフェラーリスカーフ、これはこの後早速着用しました。
ぶらさん所有のフェラーリフラッグと同柄のビッグサイズのフラッグ、両方とも鈴鹿周辺のショップより確実に安かった。お土産は正規ショップに戻って、鈴鹿の合宿場たにさん用に黄色のフェラーリフラッグ。 ing購入も合わせて2011のTeamSPIRITS席のフェラーリフラッグは更に充実することになります。皆さんにはプラスチックカバーのミニシャーペン付きのフェラーリ手帳、これ使えます。
ぴっぽちゃんはというとマセラティデザインの皮スニーカーを物色中。マセラティマークがシューズからはみ出すようにデザインされたイキな一品。サイズさえ合えばingも欲しいところですが・・・ぴっぽちゃんも結局冷やかしに終わってしまいました。
一旦部屋に戻りバルコニーで寛いでいると眼下にフェラーリカラーのマイクロバス発見。カッコエエヤ〜ン!(お披露目は後でネ)
さて、ガレリア・フェラーリのオープン時間は18時まで。
で、我々の見学時間は18時30分から。
ん〜っ?そうです。エクスクルーシブの意味は「貸切」でした!
我々のためだけに案内からミュージアムショップまでスタッフが残ってくれています。
当然残業代は支払われている訳ですが、ツアー費用からより京商の持ち出しの方が
多いんじゃないかな〜?
サーキットシグナルを思わせるゲートを潜り正面のカーテンウォールのエントランス。
真っ赤なユニフォームのカワイラシイ案内スタッフに誘導されて中に入っていくと、
フェラーリの初期のグランプリカーから数々のチャンピオンカーが所狭しと置かれて
います。F1のピットガレージを模したセットは上階から見下ろすことも可能。
エンツォの部屋も再現。
歴代F1エンジンを並ぶコーナーで新しいほうから順番に写真を取っていくと、段々下がらないとフレームに入らなくなります。技術の進歩で小型軽量化が進んでいることを身を持って感じます。
圧巻はやはり最近のF1マシンを扇形に傾斜させて並べているこのスペースでしょう。
これこそスイングパノラマの腕の見せ所でしたがこんな時に限ってバッテリー切れ(泣)
と言うことでぴっぽちゃんお願〜い!
F1マシンの反対側にはトロフィーの大コレクション
そして2階は新旧の名車がズラリ!
さっき一旦ホテルに戻った時にスペアに交換しておけばと悔やんでも後の祭りです。
エントランス近くのスターティンググリットを模してベルガーやマンちゃんのマシンが並んでいたスペースに、20時までに戻るように言われていて行ってみると、そこには・・・
マシンの間には食材の並ぶカウンターやテーブルが設えてあり、 今日はこの場で立食パーティ形式の夕食ということです。なんとも贅沢!!
フェラーリもミュージアム館長は女性でマリエッラさん。 F1チームにホスピタリティの
責任者として帯同していた時期もある美人で才女らしく稟とした方でした。
お決まりの京商土産贈呈。 日本好きのマリエッラさん対応で、和の組子なども交え、これまでとは少し趣が違います。フェラーリからの返礼はマッサ・アロンソ直筆サイン
入りのミュージアムパンフといかにも重厚な七宝の大型エンブレム。
カフェテリアのペーパークロスにも跳馬、ガレリアのゲート・マークに取っ手をつけて
コーヒーカップになっているのがカワイイ
まさにスーパーカー三昧な一日を終え、
今晩もPIaA3人は荷造りしながら、バーボンを部屋飲みして盛り上がると・・・
共通の実感は、明日が実質最終日とはなんとまあ、あっという間ということでした。
今日はフェラーリ工場ライン見学とフェラーリF1チーム御用達レストラン・モンターナで
昼食、その後はミラノに移動して唯一のまともなショッピングタイムの予定です。
で・・・、
迎えに来たのは昨日発見していたフェラーリカラーのマイクロバス。
インテリアも肘掛など方々にカーボン(ルック)で演出されています。
先ずはガレリアの一室で工場の概要のレクチャーを受け、音声案内(但し英語or伊語)受信機と跳馬マーク入りの赤いイヤースピーカーを渡されます。内容が理解不十分でも、この装備品だけで雰囲気十分です。
再びフェラーリバスに乗るといよいよ構内に入って行きます。 どの建物も綺麗な建築でそれぞれ特徴があり、特に風洞棟は超モダンな出で立ちです。同じデザインは少ないのに統一感はあります。
工場内のラインは撮影禁止ということでここでカメラを預けます。
期待していたF1のファクトリー部分の見学は残念ながら結局実現せず、見学コースは
1階の458とカリフォルニアのラインでした。
それでも思った以上のオートメーション化にはビックリ!
ラインがターンするところではボディーは吊られて移動し、台座が地下に潜って向きを
変えて出て来て再びボディーを乗せる、といった具合でそれは凄いラインでした。
昨日のランボルギーニのライン移動では、人が台車を押して乗せ変えてましたので、
その差は歴然。
説明によるとフェラーリのオートメーション化は効率でなくクオリティ向上のためとのこと。作業の余裕をチェックの充実に廻す。でもメカさん皆イタリア人ですよ(爆)
ホテルの部屋から見える2階のラインは販売台数が少ない手作り度が高い車種の
ラインのようで、せめて2階を見たかったなぁ〜
見学が終わるとホテルまでフェラーリバスで送ってくれます。ホテル1階にはフェラーリ
ショップが入っていて、チケット提示で10%オフとしっかり宣伝されましたが・・・
きのう黄色のフェラーリフラッグを既に買ってしまってるしなぁ〜(ちょっと残念)
デジカメを返してもらい、音声案内も回収されますが、跳馬マーク入りの赤いイヤースピーカーはプレゼントされました。 今度から鈴鹿のピットFMをコレで聞けて、フェラーリの応援にもより熱が入りそうです。
昼食に出発するまでのわずかな時間をPIaAは有効に!先ず当然のようにホテル1階のフェラーリショップはパスし、更にぴっぽちゃんとも分かれてing&Ayaは昨日のショップにダッシュ。というのも、やっぱブランケットも欲しくなったのでした。
フェラーリF1チーム御用達レストラン・モンターナ。
ここも知る人ぞ知る有名店で、F1ファンなら一度は行ってみたいお店の一つです。
前庭でF1マシン型に刈り込まれた植木とそれに乗ったフェラーリ・テディベアに迎えられ、エントランスを一歩中に入るとこのとおり、何処もかしこもフェラーリF1一色です。
ミハエルから頬にキスされご満悦のロゼッラ・ママの巨大な写真が先ず目に飛び込み
ますが、周りを見渡すと壁という壁が写真やサイン、歴代ドライバーのヘルメットや
レーシングスーツなど埋め尽くされています。究極のコレクションです。
ちなみにここのハウスワインは珍しい赤の発泡酒で、「これが飲みたかった!」と言う
メンバーもいました。みなさんエンスー過ぎ(笑)
イタリアにはファミリーフライデーみたいなものがあり、 金曜は3時ぐらいで仕事を切り上げて家族でショッピングや食事を楽しむ人が多く、今日は正に金曜日、高速は何処も渋滞です。この後ミラノでこのツアーで唯一といって良い普通の観光とまともなショッピングタイムなのに時間だけがどんどん経っていきます。
ミラノに着いた頃には結局薄暗くなってしまいました。ing&Ayaは過去にミラノは来たことがあり、またブランド志向もないので観光もブランドショッピングもパス。ぴっぽちゃんを「ガレリアだけでも見ておいで」と送り出し、ing&Ayaはドゥオモ横の本屋の地下にある
ロザリオ専門店へ。彼らにとってロザリオは日用品みたいなものでピンからキリまで様々です。あまり高くないもの中から選ぶだけでも目移りして大変でした。
その後はガイドブックでチェックしていたチョコレートを買いに百貨店のお菓子コーナーへ。目的のチョコをgetするとその並びにFIAT印の商品が・・・良く判らないながら2個get。集合場所に集まるとコーディネーターの裕子さんによるお土産チェック。
ロザリオのお店は穴場らしくコーディネーターの裕子さんも知らなくて「今度買いに行こう」と逆に聞かれ、 FIATのチョコレートも有名でFIATの包装紙に包まれたサイコロ状のキューブが2段ギッシリ入っていて味も美味しいらしく、褒められました。
とっぷり日も暮れドゥオモがライトアップに映えます。夜のヨーロッパの街は何処を見ても本当に綺麗です。
バスに戻り最終日の晩餐のレストランまで移動します。ミラノの市街地は相変わらずの駐車の嵐。バンパーtoバンパーでギッシリ縦列駐車、二重縦列もあれば歩道上の並木の間にも中古車屋の展示車両のようにビッシリ。目立ったのはsmart
for2がやたら多いこと、縦列1台分にsmart
for2が横並び2台駐車も発見しました。
魚料理が美味しいと評判のレストランです。
最終日だというのに自己紹介タイムが設けられました。
考えてみれば初日の夕食からゲストを迎えて自己紹介どころではなかったわけです。
更には今回のツアーに纏わるクイズに応じて京商からプレゼントもあります。
ingはランボルギーニの食堂規模500人を正解し、1/43でありながらドアとフードが全て開閉するクンタッチの艶消しブラックを頂きました。さすが京商というデキです。
明日は早朝からミラノ・リナーテ空港からローマ経由で帰国の途につきます。 そのため今晩は市内のいわゆるシティホテルで素泊まりです。最後にロビーで皆で飲むことになりましたが、その前に荷造りだけは済ませておかないと危険です。ミニカーや、ワインのボトルなど壊れ物をタオルなどで巻いて巧く保護しスーツケースの中にパズルのようにはめ込んでいきます。分けた2バッグが見事にちょうど満杯になりました。
ロビーに下りていくと宴たけなわで、それぞれのツアー参加のいきさつや参加してみての実感など名残惜しい話が続き、あっという間に時間が経ちます。
明日の朝は早いというのに裕子さんの誘いに応じてクンタッチのイタリアの有名オーナーが合流。日伊オーナーどうしで盛り上がっています。その数人をロビーに残し引き上げることになりましたが、この数人は朝まで話しこんでいたようです。
恐るべし!日伊ランボルギーニオーナー・エンスー談議!
帰国に向けて5:15モーニングコールで起こされ、6:15ロビー集合です。
乾パンなどの入った朝食セットを渡されましたが、最後のバスの運ちゃんは几帳面でバスの中での飲食は禁止。移動の間に食べたほうが時間が有効なのにぃ〜♯
リナーテ空港は到着した空港とは別の国内線主体のこじんまりした空港でした。
裕子さんとはココでお別れです。【スーパーカーのお歴々のアイドル】裕子さんだから
こそできた現地コーディネートを、本当にありがとうございました。
ローマでのトランジットで最後の買い物です。アレッシィの猫型バッグホルダーを見つけてAyaに購入。なんと新作でした。
イタリア国内には最後の最後までフェラーリショップがあり、その商魂に脱帽です。
「生ハムとパスタは当分いらん〜」と言いつつアリタリアの機内食で最後のイタ飯を
楽しみます。1週間の旅行でingが何キロ太ったかは内緒です(笑)
恐るべし本場のイタリアン!?
無事成田に到着、ツアーメンバーともお別れです。
大阪伊丹には羽田からのフライトです。せっかく羽田経由なら国際線の新ターミナルを
見学し、昼食もと考えました。
国内線ターミナルに戻ってくるとツアーでご一緒した救急救命の先生とばったり再会。
先生は空港から近いフェラーリオーナーに愛車を見せてもらい、やはり羽田から福岡へのフライトの前に無性にラーメンが食いたくなってラーメンを探しているところでing&Ayaと遭遇したわけで・・・お茶をお付き合いして見送りました。
最後の最後まで縁を感じました。
家に帰って土産物を広げてみると・・・
さらに帰国後に届けられたツアー参加記念特別モデルのミニカーは
フェラーリF40とランボルギーニ・ディアブロGTR-Sのどちらもパールホワイトで
、
メーカー公認20台限定のシリアルナンバー付き、ツアーの日付まで入ってます!
いや〜楽しい旅でした。
今こうして旅行記を書いていても思わず笑みがもれます。
濃すぎるほどのエンスー度には笑ってしまいました。
個人では段取り不可能な数々の内容がありました。
参加者が皆エンスーなわけですから、初対面の割にすぐに一体感が生まれました。
そんなわけで初めてこういったツアーを企画した京商さんにとっても思っていた以上の
充実感を得られたようです。
その証拠に後日、参加者に送られてきた京商さんからの礼状には、次回以降のツアー企画も催行したいと書いてあり、具体化の際には今回の参加者には公募より事前に連絡をくれるそうです。魅力的ですがアブナイお誘いです。
ingが偶然ツアーを発見できた縁に感謝!
Ayaのノリノリに感謝!!
PIaA結成3人旅でより色濃いものとなったことをぴっぽちゃんに感謝!!!
こんなツアーに【teamSPIRITSご一行様】で参加できる日が来ることを夢見て・・・
旅行記を終わります。
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