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〜「ブラッディー」と「グランブルー」の 震災被災地を巡る旅〜

2013年 に復活したキャノンボール。その下見ツアーの際にその計画は発足した。2011年3月11日の東日本大震災から2年半、未だに復興に手がついていない地区も多数あるというのだが、Spirtisではいわきまでしか見に行ったことがない。そこで「ブラッディー」 と「グランブルー」のエージェントは、この被災地のなかでも一番ひどいと言われる南三陸地区を訪問することを計画。とにかく現状をメンバーの皆さんにも伝えたいし、何よりもこの時代に生きた自分たちの目で現地を見ることが重要と考えたわけだ。
但し・・・悲観し続けても仕方ないということで、この地域に少しでもお金を落とそうと??現地で豪遊することに!但しお金をいっぱいかけることもできないので、宿はなるべく安く、食事はなるべく現地の人と同じようなものを、そして機動力を発揮してできるだけ多くの場所を見るという弾丸ツアーを企画。決行は7月26日(金)。まだ梅雨から空けていない三陸を目指したのであった。


7月26日(金)
平日ということで深夜割引を使って移動することを企画した二人。もちろん羽生インターで4時には高速に乗らなければならない。そこで川越の「ブラッディー」宅出発はなんと2時半!意識としてまだ前日だよ〜
やや早めの2時に集合した二人は、「グランブルー」さんの長距離爆撃機ことメルセデスEクラスで一路東北へ出発!まず目指したのは仙台。生憎の雨でメルセデスはトラックから跳ね上げられる泥で悲惨な状況になりながら、一気に福島付近まで疾走。
ドライバー2名だと楽勝。おかげで1日が有効に使えました。
でも、途中で雨が止んで晴れてくる。もう驚かない
途中一度だけ休憩をして仙台南から仙台東部道路、仙台南部道路に入る。仙台南部道路とは・・・そう、あの名取市閖上地区を縦断する道路。名取のインターで下りたのは午前6時!川越からたった4時間だよ(笑)
でも、我々を待っていたのは笑える光景ではなかった。

最初に訪れたのは閖上中学校          震災発生の時間で停止した時計

津波で命を落とした生徒さん14名の慰霊碑  

クラスメイトの机に書いた寄せ書きが・・・    ワシントンから新たに贈られた桜の木。元はここに桜並木があった

中学校前の家は破壊によって1階部分が全壊しているし、前の道路はガードレールがなぎ倒されてる
慰霊碑に手を合わせてから閖上地区を走ってみるが、はっきり言ってここに住宅地があったとは絶対に思えない光景。
この道の両側に住宅があったのに・・・

これは閖上湊神社のある公園          台地の上に神社があるが・・・

この上から見た景色はただの原っぱ。でもここはかつて住宅地だった。
震災前後での定点撮影。とにかく街がそっくりそのままなくなってしまったのがわかる
終始言葉少なでしたね。言葉が出ないとはこのことです。
今年に入ってから所々被災地を見てきましたが、ここは特に酷かった・・
震災当日ヘリコプターからの映像で押し寄せる津波、逃げ惑う人々の地獄絵を見た人も多いと思うが、その閖上はとても正視できない状況のままだった。朝からず〜んと落ち込む状況を見学した二人は、仙台空港近くにある復興市場に行くことに。なんだか涙雨の様に梅雨のしとしと雨が降る中、到着したのはここ

仮設市場として営業再開した「閖上さいかい市場」。さすがに時間が早過ぎて店は開いていない。ここは見学しただけでそそくさと出発。
しかしこのさいかい市場付近は仙台の中でも新興住宅地エリア。ここまでは津波が来なかったこともあって先ほどまでの光景とは一転した新興住宅地が広がる。その数百メートルの差の明暗も良くわかった。

さて、ここからは一般道を北上して松島方面を目指す。本当は塩竈の市場で朝食を食べたかったのだが、なんと塩竈市場の一般公開は日曜日のみ。よって
しおがま・みなと復興市場へ行ってみる・・・が・・・やってない(笑)
営業開始時間は10時、この時時間は8時。ここで時間をつぶすだけというのもばからしい。そこで周囲を調べてみると、松島にある「さかな市場」というところが8時から営業していることを発見!早速松島を目指すことにする。
松島のちょっと先にあるさかな市場!

もちろん市場なので海産物も売っているしお土産も売っている。市場内の屋台で買った食事は2階で食べることができる。
これ、豪華な朝飯!
「グランブルー」さんはマグロ握り1000円、「ブラッディー」はネギトロいくら丼800円!安い!しかもこのネタのでかさ!ちなみに店の前に貼ってあったメニューの画像よりもネタがでかかった!
まあ朝からなんなんですが、せっかくなのでつい・・・
しかし安くて旨い!。昼時は混むんだろうなあ。
豪華朝食に大満足の二人は、そのまま松島観光へ!松島は津波の被害が少なかったとはいえ、やはり少しは影響が出ているはず!

五大堂や遊覧船発着場付近からはその被災状況はほとんどないように見えるが・・・ならば船に乗ってみようということになる!
学生の時に一度乗ったが、それ以来でした。大人の遠足ですな。

ということで1周50分1400円の船旅に出発!  ん?2Fはグリーン船室?いやいや、ここは我慢!

さすが、何百年の歴史を持つ景勝地!この震災でもほとんど影響がない。やはり自然は偉大だ
実はこの時、ほぼ徹夜で走ってきたために睡魔と戦っていたのは秘密です(笑)。

この点在する島に守られて、松島の沿岸はほとんど影響を受けなかったのだ。
さすがに養殖漁は壊滅状態になったらしいが、現在はほぼ震災前の状況まで復活していた。

しかし松島と言えどもところどころ津波に削られて島が変形しているところもあった

船尾デッキではエサを求めてカモメが並走! こんなに近くでカモメを見たのは初めてかも〜
最後に海からの五大堂を見て遊覧船観光終了
さて、ここからは一気に本日の最終目的地石巻を目指す。と、その前に

「ブラッディー」のFB友人が仙台にいるのだが、その人が教えてくれたパン屋さん「Pansee」で牡蠣カレーパンを買う。300円!
これ、石巻のホテルで食べたのだが、カレーパンの中に大きな牡蠣が2つ入っている。カレーの味も絶品で最高だった。

松島から石巻はすぐ!1時間ほどで到着してしまう。石巻到着は12時ジャスト。最初に向かったのは旧北上川の中州に立つ石ノ森萬画館。実はここ、中洲にあるということでもろに津波をかぶって一度は休館していたのだ。

復興を願う石が駐車場に常備してあった

中洲にある建物は美術館以外全壊していた  パチンコ屋?の残骸と思われる自由の女神が痛々しい

ということで石ノ森萬画館             この建物も津波を頭からかぶったが、奇跡的に残った

さまざまなキャラが出迎えてくれる        仮面ライダーになり切ってみる
(まったくなり切れてない・・)
現在の特別展示は昨年リニューアル映画化されたサイボーグ009!館内の案内係のお姉さんもみんなサイボーグ009のコスチューム。ん?フランソワーズ?
懐かしいキャラクターに心躍るオジサン二人!他にも歴代仮面ライダーを勉強したり、キカイダーの世界に酔いしれたり・・・子供に戻れる空間になんと2時間も滞在してしまった(笑)
2時間滞在は予想通りなのだ。しかし仮面ライダーってこんなにいたんだ!ってくらい最近のバリエーションが多い。
よってランチも童心に帰ってミートソース!
さて、石ノ森萬画館を後にした二人はこの日の宿であるビジネスホテル、フタバ・インへ。ここは「グランブルー」さんが押さえてくれたホテルで1泊朝食付き6000円。普通のビジネスホテルかな?と思いきや・・・

なんとこじんまりしたコテージ風のおしゃれなホテル!内外装もリニューアルされていてとてもきれい。但し、それはここも津波で被災してリニューアルせざるを得なかったのだとか。でも、チェックインの15時より早く到着してしまったっ我々に嫌な顔一つ見せずに快く受け入れてくれ、なおかつこの日の夕食を食べたいと思っていた居酒屋「六文銭」に電話して予約まで取ってくれた!さらに!

廊下や部屋の至る所に石ノ森のテイストバッチリ!「禁煙」に・・・「困った」というゴルゴ13が笑える
ということでお疲れの1杯!まだ15時・・・
ここから「ブラッディー」は爆睡!夕方の食事まで目覚めなかった。その間「グランブルー」さんは付近を散歩していたらしい。
このホテルは大当たり。次回もまた利用させていただきましょう。
ところで石巻の旧北上川河口周辺はわりと再開が進んでいるようでした。護岸壁もやり直してあるし。今回を含めて感じたことは地域によって復興の度合いにずいぶんバラツキがあるな、ということでした。
さて、歩いて10分ほどのところにある海鮮居酒屋「六文銭」が安くておいしいということで、宿の女将さんに予約してもらったので、17時半に宿を出発して「六文銭」に向かう。
これが六文銭。三途の川の渡し賃・・・ではなくってもちろん真田雪村の軍旗「六文銭」のこと。

これがお通し!お通しだけでも十分美味いぞ〜!ということで乾杯!お疲れ様でした〜
では、ここで食した海鮮の数々をお目にかけよう。言葉に表せない美味さ・・・・むふふ

やっぱかつおだべ〜               もずくはFUTABA-INNから紹介されたお客さんへのサービス!

クジラはやっぱり竜田揚げでしょ         穴子天ぷらって最高よね〜
とどめはやっぱり生うにだ!
(あともう一個くらいとどめを刺すべきだった笑)
これで二人で8000円!ちなみにビールはたらふく飲んだし、日本酒まで飲んだ!もう海鮮は見たくない(爆)
大満足でお店を後にした二人。ちなみに滞在時間3時間ほどの間に何人もお客さんを断るくらいの大繁盛だった。やっぱり美味しいところは繁盛しているのね〜
う〜む。ここを目当てに石巻に行ってもよいくらいだ。今度カミさんを連れてきてあげよう。
ということで宿に帰ってからもビール!
ちなみにビールは結局一人2リッターほど飲んだ気がする。最後は小銭が尽きて終了。ここに長い長い一日が終了した。
ブラッディーさん、たしか小銭が無くて「ツケ」でビール飲んでましたよね(笑)。このホテル、自販機が無くて自分で貯金箱にお代を入れて冷蔵庫から持ってくるシステムなのだ。
そうそう、ツケってところが最高!

7月27日(土)
この日は早めに行動開始して一気に南リアスを上り切ってしまう予定。そこで二人は8:15に朝食を摂って行動開始。なぜ中途半端な8:15か?それは「ブラッディー」が「あまちゃん」を見たいという理由であることは言うまでもない(笑)
出発直後、石巻市内でこんな車発見!いいねえ〜これ!
さて、最初に向かったのは大川小学校跡地。この小学校は北上川河口付近にあり、津波をもろにかぶってほぼ全壊してしまったのだ。

この橋、わかるかなあ〜。左半分が崩落してしまっている。この橋は途中から仮設今日でつないで仮復旧している。この橋のたもとに大川小学校がある。

これが大川小学校。とても正視できないほど破壊されている。ちなみにこの周囲に花にも建物は残っていない。
復興のためのダンプカーがひっきりなしに行き交う道沿いに立っているのだ。
慰霊碑に参拝する。我々以外にも多数の弔問客が訪れていた。
他にも同じように被害に遇われたところもあるでしょう。ここは有名になっちゃいましたね。
ここからは国道45号線を気仙沼に向けて北上する。途中、JR気仙沼線と並走するのだが・・・

線路はもちろんなく、橋げたもほとんど崩落している。これでは復旧できるわけがない・・・
気仙沼に向かう途中には南三陸町がある。その南三陸町では防災庁舎で最後まで津波注意を呼び掛けていた職員が建物もろとも飲み込まれて亡くなったという悲惨な話があった。
この庁舎は「保存」か「撤去」かで揺れているそうです。昨年一度は「撤去」が決まったものの、まだ残しているようです。まわりには何もありません・・・。

これが南三陸防災庁舎。手を合わせることしかできない・・・国道45号線沿いのスタンドはほとんど閉鎖されている

ここはかつて町が広がっていた・・・       今は何もない

さらに北へ向かうと並走する気仙沼線の線路もほとんど橋げたが崩落しているのがわかる。
しかし、ところどころで復旧工事が行われている。
実はこれ、線路として復旧するのではなくて、専用バス道路として整備しているのだ。それがこれ

現在は国道45号線を代行バスとして走っているBRT(BUS RAPID TRANGIT)。一部を線路復旧させた専用道路を走行することで定時運行を目指すバス。もはや鉄道での復旧は無理なのだろう。ちなみにこれは道の駅併設の大谷海岸駅のBRT停留所だが、
元々の大谷海岸駅はホームの残骸だけで前後のレールは跡形もない
さらに北上して気仙沼に到着したのは11時半ごろ。
地盤が沈下して雨が降ると水没してしまう本屋さんの駐車場
この奥にはセブンイレブンが営業中だが、駐車場に入るには裏から回らないと入れない。
我々も水没箇所を迂回させられました。

気仙沼ではランチを食べようということで、港にある気仙沼横丁という復興仮設屋台村へ
だるまさんは雨宿り中
さて、昨日海の幸を食べすぎて「もう海鮮はいらん」という贅沢なことをぬかしている二人
(ふざけた奴らですね笑)は、美味しそうな中華料理屋を発見!

「グランブルー」さんはあんかけ焼きそば    「ブラッディー」は麻婆飯を発注
これがまたまた美味かった!なんだか東北の食事って外れがない!
たらふく食べ終わったところでちょっと雨が強くなってきたので出発することにする。ちなみに気仙沼の街は前日に集中豪雨があり、街の至る所で冠水していた。でも我々の到着するころにはいつも雨なんか降ってない。よって傘を一度も使ってない(笑)
さて、気仙沼を出発した二人は一路陸前高田を目指す。しかし・・・

45号線沿いの仮設セブンイレブンの前に・・・  な、なんと船が!船が!
湊から約1q程内陸に入ったところなのに、こんな大きな船が流されてきているのだ。ちなみに船の向こうには駅があったりする!
ちょっと信じられない光景というのはこのことだろう・・・
以前、一度見ていたのでこれは見ていただきたかった。津波の破壊力が実感できる光景です。こんな状況に対してどう対処すれば良いのか。考えられません。
さて、北上を続けて次に到着したのが陸前高田。ここは高田松原という名勝地があったところ。そう、例の奇跡の一本松で有名なところだ。が・・

道の駅高田松原は崩壊し・・・          奇跡の一本松しか見えない
でも、コンクリートで固めてまで一本松を残す必要があるのだろうか・・・なんか空しい。

私個人としても少々疑問に感じていますが・・いろいろな気持ちがあるのでしょうね。


道の駅の中には慰霊碑が収められた小屋があって、津波前後の街の様子を比較した写真がある。

市長も津波でなくなった陸前高田市にもはや町だった面影はなく、スタジアムの照明塔だけが空しく残っている。

続いて向かったのは大船渡。大船渡も津波で国道45号線よりも海側がほぼ全壊したのだが、ここではBRTを実際に線路復興して運営しているところを見ることができたのでお目にかけよう。

これがBRT大船渡駅                向こう側に向かってBRTを延伸する計画がある

元は駅だった遺構がこのホーム         駅前の水飲み場だけが残存していた
これがBRT
線路跡の専用道路を走るのでほぼ定時運行。さらに駅跡地から付近への支線を作ることもできるから、もしかしたら公共交通復興の切り札になるのかもしれない。いずれにしても市民の足として重要なBRTをもっと積極的に整備していくべきだろう。

ここまで悲惨な状況を見続けてきた二人はやはり若干無口に・・・でも

釜石手前で海面に浮かぶ霧の幻想的な光景に遭遇する。やはりリアスは晴れていなくても美しい!

その後釜石を通過してそのまま一気に宮古まで走る予定だったのだが・・・

国道沿いのこんな惨状を目にしてクルマを止めることに

コンビニの跡地に止めた前にあったのが・・・  大槌町町役場の跡
ここも広範囲にわたって津波被害を受けた地域。かつて町であった面影はここにもない。
釜石以北は今回初めて訪れました。とにかくこんな広範囲に被害がおよんでいるなんて驚きです。行ってみるとほんとに実感します。
その後はこんなに霧がひどくなってきたので立ち寄りをやめて宿へ急ぐこととした

途中片側規制やっているので何かな?と思っていると・・・なんと横転事故!車3台が絡む事故だったのだが、どうやったら横転できるんだろ!?

ということで17時、タイムスケジュール通りに岩泉にあるホテル龍泉洞愛山に到着!ここは「ブラッディー」が見つけた宿なのだが、実は三陸周辺は復興支援及び被災によって宿が極端に少ない&満室というところが多いのだ。そこでちょっと内陸の岩泉に宿を求めたわけ。でもこの宿、1泊2食付7000円と格安!

普通に旅館なので待遇もまあまあ        ではお疲れの乾杯!
ちなみにこれ、ホテル前のカラオケ屋さん
かなり繁盛していて、夜はひっきりなしにお客さんが入っていた。しっかし・・・「となりのみよちゃん」って・・・笑
宿に入ってから知ったのだが、実はこの翌日、岩泉の街はお祭りだったようで、そのために太鼓をたたく中学生がこの宿に泊まっていたのだ。よって食事は中学生たちと同じ食堂でいただくことに(笑)

でも結構立派な食事だぞ〜 肉と刺身と・・・  かれいの煮つけまで〜!これで2食付7000円は安いでしょ〜
だから日本酒が進む!と言いながら
部屋に帰ってからさらにビール!
結局「早く寝よう」と言いながら23時過ぎまで飲み続け、2リッター以上消費して眠りにつく二人であった。
いやーなかなか良い旅館でしたよ。従業員さんの対応も良いし。この食事のボリュームは予想外でした。満足。ところで「となりのみよちゃん」は気になったなあ。

7月28日(日)
この日は「あまちゃん」がないので(爆)8時ごろに朝食を摂って行動開始は9時。もちろん朝風呂に入ってからゆっくりと行動!
最初に向かったのは田老。じつはここ、昭和8年の三陸大津波でも被害を受けた場所なのだ。前日までそのことを知らなかったのだが
この看板で気が付いたのだ
ちなみに今回の東日本大震災ではここよりもさらに200mほど先まで津波が来たのだそうな。なんせ前に津波の被害があったところなので2重の防波堤や水門を構えて万全だったはず・・・しかし

この水門を閉じようとして飲まれた消防団員の方がいたり、漁協前のこの階段は水圧で手すりがひしゃげている。
つまり左画像左上の一つ目の水門を乗り越えてここまで達し、さらにこの防波堤をも乗り越えたというのだからその高さの恐ろしさがわかる。
港の前に立っていたホテルは3階部分まで崩落している
がれき置き場になっているところは昔競技場があったはずだが跡形もない
田老は今回の私の目的の一つでした。ブラッディーさんも書いてますが、過去の津波の被害に対して対策がなされているはずなのに・・・。ここを見ると、「じゃあどこまで対策すれば安心なのよ?」となってしまいます。無力感です。

三陸鉄道北リアス線田老駅は築堤の上にあるので被害はほとんどない。この高さの差が明暗を分けた。
ちなみに石巻から海岸沿いを上ることここまで200q以上。津波の範囲がいかに広範囲だったかがわかる。

さて、ここからは一気に久慈に向かって北上することとする。実は途中の「堀内」という駅がドラマ「あまちゃん」の「袖が浜」という駅としてロケに使われていたので、そこを見てみようというわけ。
震災被災地を巡っている間は雨だった天気も、ここにきて急速に回復!まるで涙雨と元気晴れみたいだ。
たしかに被災地では霧雨、霧。元気なところでは雨が上がって日差しが、って感じでしたね。


堀内駅に着いてみると、ちょうど4両に増結された列車がやってきた!晴れ渡る空と「あまちゃん」の横断幕が!

駅からは海が一望できる。先に見えるトンネルに向かって「足立ユイ」ちゃんが「アイドルになりた〜い」って叫んだところですな。
ほんと、海が近くていい景色!
ブラッディーさんの子供のような笑顔が印象的でした(爆)。
さて、堀内駅も見学したところでさらに北上!途中で腹が減ってきた。久慈まで行ってしまって食べようかと思ったら、途中三陸鉄道野田駅に併設されている道の駅「陸中野田」というところがあったのでそこで小休止。すると

じぇじぇじぇ!やすいでがす            ということで7「ブラッディー」はうに飯、「グランブルー」さんがサバ飯を買い込む
道の駅のテントで食べてみると・・・とてもこの値段とは思えない美味さ!やっぱり三陸は海の幸だね〜
昼飯が¥300ですんでしまった。経済的だ。
腹いっぱいになったところで道の駅の中を散策していると

じぇじぇじぇ〜お座敷列車がやってきた〜    もう思い残すことはねえ〜

北三陸「あまちゃんを巡る旅」第2弾を満喫できたのでもう大満足。ここから久慈まで45号線を上り、久慈でちょっと市内観光をしてからは国道281号線で一気に山の中へ。目指すは本日の宿、八幡平の松川温泉松楓荘!

国道281号線は酪農農家が並ぶ中を突っ切る道。日本とは思えない牧場の風景に思わずクルマを止めて撮影!
その後沼宮内を抜け、八幡平に向かって上るころには再び雨が・・・松楓荘に到着した時はすっかり大雨!最後の最後で降られてしまった。

「グランブルー」さんが予約したということでもちろん日本秘湯の会所属!

渓流の向こうには岩風呂が!          250年以上続く老舗の宿なのだ。もちろん携帯電話は通じない(笑)
温泉宿に到着したら・・・もちろんいきなり風呂でしょ!しかもこの宿の売り物岩風呂に行かなきゃ〜

混浴露天風呂タオルダメ!スパルタンだ!
(特1級混浴風呂です!)   渓流を吊り橋で渡るのだ
湯もみしないと熱いくらいの湯なのだ!なんせ近くには日本初の地熱発電所があるくらい!

では白濁硫黄泉を思いっきり堪能しませう
あちこちから源泉の湯気が立ち上る
ここの湯は最高!硫黄のにおいもさることながら、とにかく芯まで温まる。水で1:1くらいにしないと入れない高温の源泉は言うことなしだね〜
この時期でも廊下に温泉暖房が入っているくらいなのです。日中はちょっと暑かったけど夜になるとちょうど良い。夜間早朝は暖房が必要なくらいなんですよね。

さて、ひとっ風呂浴びたらもちろんビールでしょ〜。温泉玉子をおつまみに〜
ここから浸かる→食べる→飲む→浸かる→飲む→寝る・・・・堕落の一晩が始まる
さて、次は露天に・・・
露天の後は

飯だな〜。これまた1泊2食付6800円とは思えない!ちなみにトウモロコシは食べきれず部屋にテイクアウト!

こりゃやっぱ日本酒だな〜             ボリュームもあるし最高だね〜
腹いっぱいになったら・・・もちろん風呂でしょ?とまたまた夜中の岩風呂へGo!
夜の岩風呂も風情あるね〜
さて、あとは寝るだけだ〜ということでここからまたビールにスイッチ!翌日仕事のある「ブラッディー」なのだが、仕事そのものは昼から!ということで
またまた一人2リッター飲んでしまった・・・
あ〜〜幸せ、おやすみなさいzzz
うーむ、結局毎晩ビール2L/1人、プラス日本酒2合くらいは飲んでいたようだ。
この二人だからまあ当然ちゃあ当然。ただし今回は二日酔いは無し!

7月29日(月)
この日は平日だ!気が付いてみるとこの松楓荘、この日の宿泊は3組しかいなかった。我々はどういう人間だと思われたのであろうか?
(気にしない、気にしない)
ちなみにこの日は快晴!朝7:30から朝食ということで
もちろんこのボリュームのある朝食を食べて・・・「あまちゃん」を見る(爆)
無事に「あまちゃん」を見た後はもちろん風呂!「ブラッディー」はまだ入っていなかった内風呂へGo!
これが内風呂。こちらも風情たっぷり!
結局風呂に入ったりごろごろしたりしながらダラダラと10時まで過ごしてようやく行動開始。
これが松楓荘!前日雨で撮影できなかったからね〜
さて、この日「ブラッディー」は沼宮内の会社へ12時に行かなければならない。「グランブルー」さんはさらに北上して青森県を目指すことになっていた。そこで2時間の間八幡平を観光することとなる。
最初に向かったのは松川地熱発電所。
実は私は「発電所マニア」なのです。特に地熱系。大人の社会化見学だ〜!

これが地熱発電所!               資料館も併設されていて入場無料
最初に設置されていたタービンが展示してある
発電って基本的にタービンを回す動力源があれば何でも発電可能なのだよ。地熱発電の場合は、地熱で水を沸騰させた蒸気でタービンを回すわけ。源泉90℃と言われるこの八幡平ならば動力源として申し分ないのだ。
さて、せっかく火山帯にいるのだから・・・ということで岩手山がかつて噴火した時にできた「焼走り」という史跡があるとのことで、「グランブルー」さんに案内されて行ってみることに。

しっかしこの日の天気は最高!         快適な高原ドライブが続く!

これが焼走り溶岩流跡              岩手山が噴火した際の溶岩がここでせき止められて停止したのだ
噴火はなんと江戸時代!その後300年ほどこの景色が維持されているということになる。自然って偉大だ。
津波と言い、噴火と言い、自然の前では人間ってちっぽけだなあなどと思ったりする。
これは展望台から見た岩手山
宮沢賢治もかつて何度もこの岩手山に上ったそうだ。
これから出社する支度で「溶岩流歩き」させちゃってすみません。いえいえ、これは見ておいてよかったと思える光景でしたよ〜
ということで川越出発から82時間!「グランブルー」さんと「ブラッディー」の壮大な旅はここに終了。
「ブラッディー」は沼宮内の会社まで送ってもらって仕事に向かう。「グランブルー」さんはさらに北へ向かって出発していった!
ありがとう、「グランブルー」さん。
いやー、お疲れ様でした。よく食って、よく飲んだ?。
私はその後北上。十和田湖、奥入瀬渓流を経て「谷地温泉」へ。再び温泉でとろけて翌日埼玉へ帰還しました。今回の総走行距離は約1900Km。さあ、社会復帰はできるのか?(笑)。

やっぱり震災被災地は実際に見て見ないとその現状はわかりませんね。
何とか紙面で伝えようと思ったのですが、見たものの20%くらいしか伝えきれていないかな〜
でも復興というのは「元に戻す」のではなくて「更地を使って前よりも良くする」ことなのではないかと思いました。そういう意味ではいろいろな英断をしてゆく必要があるのではないかというのが「ブラッディー」の感想です。
現地の人にとっての最適は何なのか?望みはどういう姿なのか?絵図を書くことさえできていない今、自分にできることをもっと模索したいと思いました。
この半年余りで相馬から久慈まで、太平洋沿岸を見てきました。復興という言葉にはほど遠い印象を受けるところがまだまだ多いと感じます。最近、地震ではないですが豪雨の被害とかも増えていますね。人ごとではないな、と思う次第です。(あ、また地震があったようですね。石巻、震度5強)

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