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〜[C.B]の三河線廃線区間の今(碧南付近)!〜
 

[C.B]さんの廃線巡りが止まらない!
前回の吉良吉田に続いて特派員NEWSで、名鉄三河線の廃線部分「碧南」めぐりをレポート!
いつものように現地に密着取材した情報量は興味津々!またも独断と偏見で旅行記にしちゃうことにした。
By ブラッディー

懲りもせずに(というか吉良吉田を訪れた時からずっと気になっていた)名鉄三河線(海線)廃線区間の反対側になる碧南駅を目指してスクーターを走らせました。

碧南駅から数えて7つ目の「寺津駅」跡からスタートです。

ホームには駅名標こそないものの、かなり原型を保っています。

ホーム上から。
レールさえあれば現役駅のように見えるほどです。

黄色のシートが路盤に散乱していました。
どうやらいたずらではなく自然に剥がれて落ちたようです。

少し碧南側に走った地点から線路跡に進入。

枕木が柵を越える歩道として堂々と使われていました。
名鉄公認?

この辺りの路盤にはバラストがほぼ完全な状態で残っています。
ザクザクと気持ちいい音を立てて歩けます。
訪問者が多いのか、畑仕事をしている人も気にしてませんでした。

放置されて10年も経つと、さすがに植物の侵食は防げません。
ただし、バラストのおかげで密度は低いので踏破可能です。
その先に目的の遺構が見えて来ました。

鉄橋が全て撤去された今、廃線区間最大の遺構がこれ。

「寺津高架橋」は幹線道路を跨ぐ為に98年に完成。
04年の廃線でたったの6年間で役目を終えました。

人がいなければ簡単に突破できるバリケード。
上からの景色が見たかった…
それにしても廃止というより完成前と言った方が良さそうなほど綺麗な状態です。

下から見るとこれが廃線とは信じられません。
何かに転用できないモンなんでしょうか?
と言っても近くに並行する道路もあるから無理か?

橋脚を見ても“廃”っぽさは皆無。

まぁ、それだけに撤去できないんでしょうが…(^_^;

ここからショートカットして碧南方向へ。
途中で「玉津浦駅」跡を発見。
あやうく見逃してしまうほど質素な遺構です。

駅の南側は区画整理が進んで道路も拡張されているようです。
ここが線路跡とは、現役時代を知らなければ気づかないでしょう。

碧南駅に到着。

駅横の元踏切から駅全体が見渡せます。

向かって右側の線路が廃線跡です。
廃止後の電化工事で線路上に電柱が立っています。

南側は枕木も残っていません。
吉良吉田よりもあっさりとしてます。

碧南駅から北に延びる現役区間。

気持ちいいほどまっすぐです。

構内を北側から見ると、ホームに入る2本と廃止区間に延びる1本の他に
左に延びる短い引き込み線が1本あります。

線路の左側の広い空き地と倉庫。
かつては倉庫が立ち並び、たくさんの貨物を扱うターミナルだった事が
伺えます。

吉良吉田と同じ6000系が到着しました。4両編成ですが、日曜日の朝だからか乗客は数えるほどでした。

知立行きとなって折り返して行きます。

碧南駅を出た線路は一旦左回りで180度方向を変えて北上し、更に90°方向変換して東へと向かい「三河旭駅」に到着します。

だから碧南駅を真東に向かうと、数百メートルで駅跡が現れます。
ただ、線路を伝うと3km以上あるようで、当時は自転車で飛ばす方が早かったそうです(^_^;
開通時に3つの集落が誘致争いし、全ての集落を結んだ為にそんな奇妙な線形になったとの事です。

構造物は撤去されていますが、ホーム自体は完全な形で残っています。
ふと見ると右奥にもホームが…

はやりホーム跡ですが、僅か20mほどしかありません。
旧ホームと書かれているHPがありましたが、線形を考えるとちょっと不自然で疑問です…

という事で、謎を残しつつレポートを終わります(^^ゞ

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