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〜[C.B]の吉良吉田駅の今!〜
 

特派員NEWS投稿で、名鉄三河線の廃線部分「吉良吉田」めぐりを「C.B」さんがレポート開始した。
またもや 内容が濃いのと、興味津々ネタなので独断と偏見で旅行記にしちゃうことにした。
By ブラッディー

マスターの高気圧が三河まで勢力を伸ばし、予想外の晴天に無性にスクーターに乗りたくなって近場の廃線を見に出掛けてみました。

吉良吉田駅に向かってナビに従って次の交差点を左折…
と思ったら交差点の先に突如現れました!
いきなり錆びた線路が出迎えてくれました♪

綺麗な制御盤が並んでおり、線路が途切れていなければ現役の線路と見間違えんばかりです。

でも、道路の反対側は路盤はあるものの線路も枕木も撤去済み。
通り掛かった初老の男性に尋ねたら「もうこの先も何もないよ」と教えてくれたので、廃線跡探索は早々に諦めて駅周辺を観察する事にしました。

ここで吉良吉田駅についてちょっと説明。
かつては東から“蒲郡線”、南から“西尾線”、西から“三河線”の3路線が乗り入れていましたが、2004年に三河線(碧南〜吉良吉田間)が廃止となり、蒲郡線と西尾線の直通もなくなったため、2つの路線の終着駅となっています。

線路の終わりから駅に向かって100mほどの所に歩道が横切っており、ここが事実上の廃止点となっています。
向かって左側の架線のある方は入れ替え等の乗り入れがあるらしく、線路に僅かですが擦過痕がありました。

反対側から見ると、架線側は元々ここが終点です。
つまり元三河線は架線のない側線の様な線路の方でした。
そう。
三河線の廃止区間は非電化路線だったんです!
最終期には1両のレールバスが60分間隔で走ってたようです。

元三河線の線路端を見ると、ワイヤーが残っていました。

よく見ると犬釘も内側だけが残されてます。
線路を回収するのに、とりあえず必要最低限のモノだけ外したようです。

蒲郡線の列車がホームに入線してます。
対面式のホームになっていますが、反対側には保線の建物が建っていて、以前から旅客用には使われていなかったようです。

蒲郡線のホームの向こう。
道路の先に別の電車が停まっているのが見えます。

こちらは西尾線の車両です。
蒲郡線と同じ6000系です。

西尾線のホームはかなり急な曲率のカーブにあります。
無理やり付けたようなホームです。

駅を東側(蒲郡線側)から撮影してみました。
改札を挟んだ2つのホームの設置位置がよくわかります。

ネットで調べたら、元々西尾線と蒲郡(三河)線は別の鉄道会社が開通させた路線で、名鉄に統合後に駅の位置を移動して現在の形になったそうです。 

先の写真から東側を撮影。

両側に短い側線があり、真ん中の本線が蒲郡に続いてます。
で、左の側線の奥に気になるものが…

軽トラを改造した作業車です。
近くまで行ける道がないので50mほど離れた場所から観察する限り、程度は良く現役のように見えます。
タイヤの位置にぴったりと車輪が収まってて、結構カッコイイ♪

更に東側の低い法面を登って撮影。
作業車は右の茂みの向こう側です。

法面の脇には短い橋が掛かってます。
写真だとH鋼のガータからレールが直接出ているように見えますが、実際にはレールが内側の一段低い位置にあります。

少し離れて橋を撮影。
干潮なので結構高さがあるように見えますが、満潮時は水面から3m程度で小型船でも通れない感じです。

振り返って道路橋の先は…海!
吉良吉田駅は三河湾沿いの駅です。

せっかくなので海を眺めてみました。
ヨットハーバーなんかもあります。

小さいながらも砂浜もあります。

以上、「吉良吉田駅の今」でした。

 

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