「デルデル」の筑波サーキットレース参戦記
2004年2月15日、「デルデル」さんは筑波サーキットでのレースに参戦!
春一番が吹きすさぶ中、フルチューンで1分2秒台を出す車たちと共にレースに参戦!
初めてレースに参加する人のためのレポートを届けてくれたので、思い切り全世界に公開しちゃいましょう。
公式結果ももらったのですが、JPGが重いのと実名が多いのでここでは省略。
でも、充分レースの醍醐味が伝わるレポートです。
<レース参戦記本文>
では報告します(次回エントリーを考えている人の為に)。
朝イチに、まずは車検と計測器、ゼッケンの受取り。
計測器は普段使ってるP-LAPのような下に付ける電磁式ではなく、ルーフ上に取りつける(赤外線式か?筑波サーキット保有のものを使用)。
ミーティングにてルール説明。ペナルティ内容やスタート方式など結構本格的なレース。
9:40から練習走行(10分)。タイヤのウォームアップとマシンチェック程度しか出来ない。
ここで事務局は計測器のチェックを行なってて、計測できてないクルマは確認してもらえる。
11:50から予選(10分)。たった10分の間にどこまでタイムを上げられるかがミソとなる。
(この辺は普段のタイムアタックと変わらない)
予選結果は、出走30台中21位。
4位までが2秒台!14位までが6秒台、19位までが9秒台という異次元のレベル・・。
(仮にここで自己ベストタイムが出ても、予選順位は20位になるだけ)
出走車両のほとんどはフルチューンドやレース仕様(当然Sタイヤ装着)。
予選結果が出た時点で、決勝の実質的な相手は、予選20位のアルファGTVと、22位のBMW318isに絞られたと予測できた。
(19位より上位は10秒台なので全然相手にならないし、23位より下位は15秒台なので大丈夫。また、この2台はサンデーレース仕様でドライバーや周囲もレース馴れしてそうだったから)
14:40から決勝(10周)。予選順位の順にスタッフから指示されて並ぶのだが、30台となると14時ちょい過ぎからこの作業が始まる。つまりドライバーはスタートの30分以上も前からシートに座り続けなければならないので、トイレに行きたくなってしまったがどうしようもなかった。
予選順位でコースインし、スターティンググリッドへ向かう(全車タイヤをウォームアップしたり、バックストレートではスタート練習する者までいる・・)。グリッドにはスタッフがきちんと誘導してくれる。
スタート3分前でエンジンストップの合図、1分前でエンジンスタートの合図。
そしてシグナル赤点灯が消えたらスタート、というルール。
シグナル点灯がよく分らなかったので、スタートが出遅れてしまった。直後に22位のBMWに前に出られる。1周目の1コーナーは、やはりすさまじい車両密度でこれぞレースじゃ!って実感。
でも予想どおり裏ストレートまでには、ほぼ1列の隊列にバラけていった。
1周目の裏ストレート出口で、マークしていたGTVをパス。スタート直後に抜かれたBMW(もう1台のマーク相手)としばらくずっとバトルになる。前方は誰も見えなくなり、後方はGTVがついたり離れたり。
BMWよりGTVの方が上手なのでGTVを牽制しながら、最終コーナーや1コーナーで何度かBMWのインを差し込んでみたけど、しつこくブロックされる。
あまりにブロックがしつこいのでライト点灯攻撃に出てみるが通用せず。
(そりゃあタイムアタックじゃなくてレースだから当然か・・)
やがて7周目からトップ6台にラップされだす。
(2秒台のGTRやMR2、FDがバトルしながら抜いて行くので、めちゃ恐ろしいぞ!)
前のBMWのタイヤが垂れてきたのか、最終コーナーでフラつきだし、1コーナやヘアピンで極端にインを締めて守りに入ってきたので、8周目の2ヘアで敢えてアウトのラインから入って裏ストレート勝負に出るっ。
これがまんまと上手くいき、定石どおり最終コーナー入り口でBMW318isをパス!
後方ではすかさずGTVもBMWをパスするが、特に接近される事もなくチェッカーフラッグ・・・
無事完走してホッと一息しながらウィニングラン??
決勝結果は、30台中19位。
ベストラップは13秒783で自己ベストには1秒近くも及ばなかった。
やっぱりレース中は何かと駆け引きが多いので、タイムを更新する場じゃないと思った方が良いです。
結果的には、BMWがスタートで前に出てバトルしてくれたお蔭でレースらしいレースが楽しめました。
(もしBMWがスタートで抜かなければ、ほぼずっと単独走行でやはり結果は19位だったでしょう)
おわり。
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