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〜ぶら寺の800q東北弾丸日帰りツアー!〜

2014年 8月〜10月にひょんなことから仕事で仙台に駐在することになった「ブラッディー」。せっかく仙台にいるのに米沢の「寺ちゃん」に会わない手はないのである。
しかし、なかなかお互いの予定が合わずにずっと会うことが出来なかったが、10月12日(日)、3連休の中日にようやく予定が一致!今回は日帰りで米沢〜仙台〜大館〜小坂という片道400qのロングランを敢行することとなったのであった。
元々は秘湯を求めての日帰り弾丸ツアーが、何やらいろいろなことが待ち受けるてんこ盛りツアーに!
ではその珍道中、早速レポートしてみる!


9:00仙台出発〜大館でラーメン〜小坂で秘湯「奥奥八九郎の湯」堪能
いつもならば「ブラッディー」が米沢に電車で向かうところから始まるところだが、この日は「寺ちゃん」が仙台までお出迎え!これには「寺ちゃん」のある目論見があった。
ちなみに前日まで『会う』ことは決めていても、「どこに行く」はまるで話し合っていない二人。いつもながらの行き当たりばったり!?
迎えに来てくれた「寺ちゃん」
「ブラッディー」宿泊のホテル前にある中華料理屋前でパチリ!なんと店名は「天地人」。ちなみにこの向かいには米沢ラーメンの店があったりする(笑)

カーナビは「目的地まで280q」を指している!ということで給油してから出発!
目的地まで280q??ここで初めて目的地について語り始める「寺ちゃん」・・・・「今日は秋田まで行こうか…」
しかも日帰りっていうのがすごい!何でも「温泉」と言っても知る人ぞ知る秘湯らしい。
早速泉インターチェンジから東北自動車道に乗って一路北へ目指す。なんせ十和田湖近くの小坂まで行くっていうんだから・・・
まっ、散歩レベルですかね?(笑)

岩手山や八幡平を見ながら盛岡を通過。盛岡は今年3か月も滞在した場所なので「ブラッディー」も感慨一入。
それにしてもこの日は雲一つない晴天!車内では「北は帰るの、ここも北なのに♪」と潮騒のメモリー大合唱(爆)
本当に岩手山や八幡平の山々が綺麗でしたね!
紅葉も始まっていて青空とのコントラストが実にきれい
車内では近況報告やここ1年の「グランブルー」さん交えた東北ツアーの振り返り、温泉談義など盛り上がりまくり。
途中の岩手山S.Aでトイレ休憩した以外はひたすら走りまくって十和田インターまで一直線。
実は当初小坂インターまで走り切ってしまい、目的の秘湯へ向かう予定だったのだが、昼食時と言うこともあって「寺ちゃん」お勧めの大館のラーメン屋さんへ向かうことに。
到着したのは佐藤中華そば楼。通称「ねぎぼうす」
本当に行き当たりばったり(汗)
ちょうど13時と言う昼食時に着いたにもかかわらず、ほとんど待ち時間なしで席に案内される。「寺ちゃん」が言うにはこんなにスムーズに入れたのは珍しいとのこと。

「ブラッディー」は中華そば670円        「寺ちゃん」は味噌ラーメンの赤みそトッピング780円
これをお互いにシェアして食べる
ここは魚介出汁を使ってあっさり目のスープと細麺が特徴。中華そばは薄口しょうゆと塩の味付けで実に美味い。
味噌ラーメンは味噌味に辛味噌が入るとこれまた美味い。細麺との相性もバッチリ!
田舎にしては意外と洗練されたラーメンでしょう おっしゃる通り!
さて腹ごしらえも済んだところで秘湯へと向かう。秘湯があるのは小坂市のちょっと北らしい。大館から小坂までは県道2号線、通称「樹海ライン」を北東へ向かう。

その県道2号線から見えたのが鉄道の廃線跡。実はこの路線、同和鉱業小坂鉄道という私鉄の廃線跡。大館から小坂まで、主に鉄鉱石輸送を行っていた私鉄で、2009年に廃線となったばかり。
そして小坂インター付近で発見したのが「小坂鉄道祭り」の幟!何かイベントがあるのかも!?この発見がこの後のスケジュールに大きく影響する。
見つけちゃいましたね〜

小坂を抜けるとのんびりした田園風景が展開される。なんか昭和っぽくていい。
「寺ちゃん」曰く、秘湯と言ってもかなり整備された林道だから、乗用車程度ならいけるよと言っていたのだが・・・
取り敢えず言ってみた(笑)
いや、にょろ吉じゃあ無理っす!!
では車高上げちゃいますか?(爆)
この林道、青森県方面にも通じているらしい。しっかし・・・こんなところに温泉が!?
あった!完全な野湯!間違いなく野湯!
感動モノですね
しかも3組も先客がいたのにはびっくり!やっぱり知っている人は知っているんだなあ。
この自然温泉こそ「奥奥八九郎の湯」。なぜ「奥奥」かと言うと、その昔「八九郎の湯」「奥八九郎の湯」と言うのもあったのだそうな。今ではその痕跡は発見できなかった。

見て!この解放感!                まさに天然、まさに自然!
ここのお湯は鉄分を多く含んでいるので、タオルとお湯につけるとみるみる茶色くなってしまうほど。
泉質は
含鉄-カルシウム・ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩-硫酸塩泉だとか
しかも源泉が熱い!湯船がいくつか掘ってあって温度に差があるので、好みの温度のところで楽しむといい。
体感44℃位はありますね
ここで盛岡から来たオジサンと意気投合して温泉談義すること30分。最高の野湯を楽しんだのであった。
温泉談義は実に楽しい!

15:00:小坂鉄道レースパーク〜八幡平アスピーテライン〜仙台「利久泉本店」で夕食、解散
さて、温泉も堪能したところで帰路に・・・とここで思い出したのが往路に見た「小坂鉄道」の廃線。「小坂鉄道祭り」ってなんだ?
まあ、小坂に行ってみればわかるだろうと、いつものように行き当たりばったりに小坂へ向かう二人(爆)
やっぱ行かねば
小坂の街を抜けて小坂駅に行ってみれば・・・と思ったら

あったよ!小坂駅!ここは小坂鉄道廃線後、地元の企画で2014年6月から新たに開館された「小坂鉄道レールパーク」として再利用されているのだ。しかも

周囲には昔からある劇場やら、庭園やらが保存してあって、鉄鋼の町小坂の反映を後世に伝える文化財も多数
以前の栄華が偲ばれますな〜

もちろん鉄道廃線跡もそのまま保管されている。腕木式信号機が泣かせる〜

昔の木造貨車が倉庫に利用されていたり、構内には貨物ヤードなども残されている
そしてこの日は鉄道の日記念で「小坂鉄道祭り」開催中!普段は見られない機関車三重連とか展示してあるらしい。早速レールパーク内に潜入!
レールパークには小坂駅の改札口で切符を買って潜入する。料金は500円
入場券は硬券で、日付は自分でスタンパーを使って記録するという、昔の鉄道ファンにはたまらない演出。しかも改札口では駅員の制服を着た可愛いお姉さんが改札パンチを入れてくれるという凝りよう!
秋田美人は良いですね〜
そういえば東北美人の中でも秋田と盛岡はすごいという話も
出ましたね

構内にある工場ももちろん見学できる。すぐにでも活躍できそうな保線用の器材が可愛い

決して鉄チャンではない「寺ちゃん」もメカには興味津々!木造貨車なども味があっていい
にわか鉄ちゃんになってしましました〜(汗)

DD13型機関車の台車やDD13型機関車のDMF31Aエンジンも間近で見ることができる

連結器やシリンダー・・・でけえ・・・ちなみにDMF31Aエンジンの排気量は31000cc。直列6気筒ターボ!
直6・・・何て良い響きでしょう
んで、構内に目を向けると、そこには超貴重な車両群が展示されている。どれも整備されていて、とても廃止後5年が経過しているようには見えない。
本当にそうでした

こちらはキ100型ラッセル車            DD13型ディーゼル機関車
この日の「鉄道祭り」ではDD13型の3重連が運行された関係で、3重連の状態で見ることが出来たのはラッキー!
かっちょえ〜

他にも創業当時の蒸気機関車と客車や・・・・タブレットも展示してあって実にマニアック
しっかし・・・良くもこれだけ保管してあったものだと思う

もちろんお約束の鉄道模型の展示も!Nゲージでは小坂駅の様子を再現したジオラマあり。HOでは超精密な小坂鉄道の車両を再現してあった!
ふと目にした幟を見ただけでこんなイベントに合流できて最高にラッキーかも!
嗅覚は間違ってはいませんでしたね〜
結局1時間ほど滞在して大満足の二人は、16時過ぎに小坂鉄道レールパークを出発!帰路へと着いたのであった。

さて、普通ならば小坂インターから東北自動車道に乗るところなのだが、どうせなら八幡平アスピーテラインを通って帰ろうということになり、国道262号〜国道341号と鹿角花輪〜八幡平を通る一般道で南へ向かう。
ところが・・・
八幡平アスピーテラインではこの86に前を阻まれる
なんせコーナー途中ではインに付けずに大回りして失速するわ、コーナー手前でRが読めずに減速しすぎて失速するわ、コーナー出口ではアクセル踏めないわ・・・スタッドレス履いたジムニーに煽られるなよ(爆)
うざい86オヤジ、86がかわいそう(涙)
・・・あ、夏場をスタッドレスのまま走っているのもどうかと思うが・・・
それを峠で(爆)
まあ、こいつも途中でどいてくれたので、藤七温泉からの下りでは気持ちよく飛ばす!さすがに日没後で景色は堪能できなかったが、山頂付近では夕焼けも見られてラッキー!久々のジムニーでのワインディングを楽しんだのであった。
 ジムニーは馬鹿に出来ませんよ!
松尾八幡平から東北自動車道に乗ってからは一路仙台へ。途中から「ブラッディー」にドライバー交代。ナビの到着予想時刻を20分ほど短縮して(爆)泉インターで高速を降りたのは20時半。
想定内の出来事ですかね〜
どうせなら食事を一緒にと言うことで
牛タンの名店「利久」の泉本店へ
 初訪問でした
ちょっと並んだものの21時には晩飯にありつく。

「ブラッディー」は牛タンカレー          「寺ちゃん」は極牛タン定食&カレートッピング
何でわざわざカレーか?実はここのカレー、カレー屋さんと比べてもいいほどの美味しさなのだ!

もちろんどちらも定食なので、牛タンサラダやテールスープも絶品!
満腹中枢もお味も最高!
大満足の夕食を終えた二人は「ブラッディー」ホテル前で解散。ここに日帰り800qの珍道中が終了したのであった。
「寺ちゃん」ありがとう!お疲れ様〜
こちらこそ〜

最初に計画していたのが「奥奥八九郎温泉に行く」だけだったのが、気付いてみればグルメあり、温泉有り、ワインディングあり、鉄道資産見物ありのてんこ盛りツアー! いやあ、面白かった!
「寺ちゃん」、今回も
ありがとう! ございました。車内で仕事や遊びのいろいろな会話も思いっきり楽しめてよかったです!12月まではちょくちょく来るのでよろしくお願いします!いつもいつもミステリーツアーの様相で申し訳ない!
日本全国に友達がいるっていうのはいいなあ。改めて思った「ブラッディー」なのでした。

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